2006年鹿児島・屋久島の旅 ⑦ (2006年3月18日・最終日)

朝8:30起床。外は雨。

朝食を頂きながら大寺さんとしばらく話してからオーテマティック・ハウスに別れを告げ大寺さんの運転で串木野方面へ。


目次

串木野のマグロラーメン

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正午に串木野でマグロラーメンをいただいた。

JAZZ・AUDIO喫茶「パラゴン」

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その後JAZZ・AUDIO喫茶「パラゴン」へ。

ここは大寺さんのブログでもたびたび紹介されている噂のお店だったので来れてとても嬉しい。初めてお会いしたマスターともジャズ・トークができて嬉しかった。パラゴンのMcIntoshのオーディオ・システムはものすごく高級なもので、生バンドが普通の機材で演奏するよりはるかに質の高い音が再現されていた。

1時間ほどお邪魔してガトー・ショコラとコーヒーを頂き、大寺さんに吹上町のバス乗り場まで送っていただいた。時間ギリギリについて13:48分発のバスに飛び乗った僕を大寺さんが見送ってくれた。僕はこういう旅の最後に弱く、泣きそうになる。バスの後ろの窓から小さくなって行く大寺さんと愛車のパンダを見た。本当にありがとうございました。

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霧が立ちこめる道を1時間走り続け、バスは鹿児島空港に向かった。今回の旅の事をあれこれ思い出していると、とても長かったようなあっという間だったような不思議なキモチになった。

空港でチェックインを済ませて16:00に無事搭乗。

定刻通り離陸した16:15発のANA機は超高速で僕を東京に運ぶ。なんだか日常に戻る実感が湧かなかった。

下界は雨だけど雲の上は快晴。そういえば、夕方だけで夕焼けじゃないのだな…なんて考えてシャッターを切った。

18:00無事に羽田に到着した僕は荷物を受け取りリムジン・バスに乗り横浜に戻った。

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横浜で寄り道。旅の途中で財布が壊れたので新しい財布を買い、CDショップで2枚CDを買って(2015年注:たしか、このとき買ったのはSteely Danの『Everything must go』とMarc Johnsonの『The sound of summer running』だった)、東海道線に乗り平塚に帰った。なんだかたくさん人がいて、それがキモチ悪いようなホッとするような変な感覚で、しかしそれもすぐに慣れてしまった。大寺さんが「東京に着いた瞬間スイッチが切り替わる」と言っていたけど、少し分かった気がした。

こうして僕の1週間の旅は終わった。当初はどうなる事かと思っていたけど、僕が適当に計画した通りに全ての事が進んでキモチ悪いくらいだった。しかし、そこから得たものは想像していた以上だった。まだまだ世界は広く、まだまだ見なくてはいけないものがたくさんあると強く感じた。そして一人旅の孤独の時間の中で自分を見つめ直せたことや、旅先の出会いによって自分の視野がいくらか広がった事を実感できたのは大きな収穫だった。

たった一週間ぶりとは言え、ひさしぶりの平塚は少し新鮮に見えてそれはそれで楽しかった。両親と妹とゴルに会って旅の終わりをやっと実感した。ゴル(注:当時飼っていたゴールデンレトリーバー犬)がとても喜んでくれて嬉しかった。

心身ともにリフレッシュできたので明日からの日常はこれまで以上にがんばれそうです。旅先で出会った人、クロニクル展の出展者や関係者の方々、そしてなにより大寺さん、本当にありがとうございました!!!

(完)

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