マンガ版『僕の半生』|第11話|高校編 -5 高田、部活やめるってよ ②

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マンガ版『僕の半生』|第12話|高校編-6つづく


目次

あとがき

前話で柔道部の先輩に「退部希望者はリンチ(集団暴行)されるよ」と脅しをかけられた僕は、すぐにでも部活をやめようと思って「どうやったら痛い目に遭わずに部活をやめられるか」を必死に考え、“柔道部の部長(引退間近の3年生)に直接電話する”という方法を思いつきました。

中学のいじめ被害の経験を通して「理不尽な相手や不条理な状況下においては、こちらの誠実さは意味を持たない」ということを身にしみて理解していたので、ここで正々堂々と筋を通す努力をする必要は全くないと判断して、この結論に達しました。

理不尽な場所から逃げるためにはウソもつけ!

この部長との会話の中で、僕はたくさんのウソをついています。

「やむにやまれぬ事情で…」と言っていますがそんなものは無いし、マンガには描きませんでしたが、「親がやめろと言って怒っている」とか「おばあちゃんの具合が悪い」とか、とにかく色んなウソを言って“やめなくてはいけない”感を強調しました。

また、「リンチなんてしようものなら、学校にチクったり色んなところで表沙汰にして、就職できないようにしてやるぞ」というような、逆脅迫のようなことも言っています。

もちろんウソや脅迫そのものは褒められるものではありませんが、そもそも本来自由にやめる権利のある部活をやめるだけでリンチするくらい理不尽な環境においては、こちらも相手を欺く必要があるのです。なので、自分に合わない部活とか会社とか人付き合いとかそういうものをやめたい時に、理不尽に他人がそれを邪魔する場合は、ウソをついてでも逃げるべきだと僕は思っています。実際、24歳の時にうっかり入社してしまったブラック企業(広告代理業)をやめる時もウソや仮病をフル活用したのですが、今思えば、この柔道部での経験が活きたんだと思います。

BEN DAVIS

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話の内容と関係ありませんが、このマンガの中で僕が着ているシャツはBEN DAVISというメーカーのものです(マンガの中では“GEN DAVIS”と文字ってます)。

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僕が高校生だった1993年〜95年頃は、ワークウェア系のファッションが流行って、ふだんはファッションの流行にそれほど敏感ではない僕も、もともと好きな傾向の服装だったので雑誌でチェックしたりして流行りの服を着たりしたものでした。BEN DAVISはそのころの日本で特に流通したカリフォルニア発のワークウェアブランドで、同世代の人は懐かしさを感じる人も多いと思います。

まだ日本で流通してるのかな?と思ってAmazonを見てみたところ、一応売ってるんですね。⬇このMA-1ブルゾンとか欲しいなーと思ってしまいました!

懐かしネタ、今後も描いていきたいと思います

そんな感じの“懐かしネタ”を、今後も少しずつマンガの中に盛り込んでいきたいと思います。まあ、僕はテレビも見ないし流行にも関心が無い若者だったので、どこまで思い出せるか分かりませんが…

まとめ

柔道部編がやっと終わりました。この時点で、まだ高校入学から2ヶ月ほどしか経っていません。

というわけで、高校編はけっこう長くなりそうです。よろしくおつき合いください!

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