ベルリンでインターン中のスーパー大学生、 高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(後編)【海外インターン|企業|フリーランス】


目次

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起業について

“自分のプロダクトを持ちたいという気持ちが強いです”

ゲンキ: 起業はどうですか?

かずき: 起業というよりかは、自分のプロダクトを持ちたいという気持ちが強いですね。立命館大学の学生中心に起業しているスタートアップもあったりして、僕もそこに関わらせていただいています。今は日本の学生と日本に来ている留学生の語学スキルエクスチェンジのマッチングをするアプリを作っています。僕は海外にいるので直接はコミットしにくいんですけど、アドバイスしたり、僕が海外で撮った写真を宣材用に使ってもらったりさせてもらっています。

ゲンキ: それはおもしろいですね! 学生にフォーカスした語学スキルエクスチェンジのサービスって、ベルリンもすごい需要ありそうなのに僕が知る限り今のところ存在しないので、それが成功したらローカライズしてベルリンでもリリースして欲しいです。僕が使いたい(笑)

留学プログラムについて

“壮行式での孫正義さんの激励の言葉を聞いて、いろいろ考えさせられた”

ゲンキ: ちょっと話が前後しますが、冒頭で官民恊働海外留学支援制度の話を聞きましたけど、ちょっとそれについて。 今かずきさんが使ってるのは「トビタテ!留学JAPAN」という留学プログラムでしたよね。これってどういうものなんですか?

かずき: はい、文部科学省のプログラムで、自分の考えたプランを提案して、認めてもらえればそれに対して支援が得られる…というものです。対象は広義の「留学で」インターンもボランティア等も含まれます。僕のときは1年以内の留学でしたが、今の募集要項では2年に拡大されています。支給されるお金は国費から出るわけではなく、ソフトバンクや三菱商事等、民間企業の多くの民間企業からの協賛で成り立っています。

僕は第一期生ですけど、去年の7月に第一期の壮行式が文部科学省で開催されて、そこで激励の言葉を孫さんからいただけました。あの時は、初めて本物の孫さん見て「おおー!」って素直に感動しました(笑)

ゲンキ: ちょっと羨ましい(笑)

かずき: 孫さんも高校からアメリカ留学した経験とかお持ちですけど、留学するために必死にお金貯めたり、留学した後も苦学だったので1秒を惜しんで歩いてるときやお風呂に入ってる時まで勉強したり…、そういう話をそこでしてくれて…

ゲンキ: あ、僕も偶然その講演の動画をYoutubeで見ましたよ!

かずき: その点僕らはこのプロジェクトでプランを認めてもらえればお金出してもらえて勉強とかできてしまうわけで、そういう部分で全然意識が違うのかな…って痛感しました。だから、せめて同じようなパッションを持ってくれ!っていう(良い意味での)プレッシャーを伝えてくれたんだと思いました。とにかく話を聞いて、いろいろ考えさせられましたね。

ゲンキ: 「日本代表プログラム」っていうのは、「トビタテ!留学JAPAN」の一環のプログラム…ってことですか?

かずき: 「トビタテ!留学JAPAN」っていうのは、日本人の留学生をもっと増やすのが目的のプログラムで、その中に色々な留学コンテンツが用意されてるんですけど、メインが「日本代表プログラム」なんです。

あと、これは自分のプログラムへの参加とは関係なく、それ以前に偶然このプロジェクトの促進動画にも参加してて、僕も立命館大学の代表のひとりとしてちょっとだけ動画の中で踊ってます (笑)

 ベルリンでインターン中のスーパー大学生、  高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(後編)【海外インターン|企業|フリーランス】 インタビュー

 

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