Factory Berlinのオープニングイベントに行ってきた!

factory2Factory Berlin(ファクトリー・ベルリン)のオープニングイベントに行ってきました!

Factory Berlinとは

Factory Berlinとは…という説明は僕の過去ブログに書きましたので、引用すると…

Factoryとは、近年高まりつつあるベルリンのヨーロッパにおけるITブームのハブとしての役割をより強化すべく、投資家と不動産会社が出資して作っている”Geeks in residence”的な施設で、昨年Googleがここに€1million(約1億円)の投資をすると発表し、話題になりました。すでにベルリンはITスタートアップが盛んで、アメリカのSilicon valley出身の起業家たちによってSilicon Alleeというコミュニティも作られていたりと活気づいています。僕がベルリンに来た最も大きな理由のひとつも、このITシーンの活気なのです。

…ということになります。それで、ずいぶん長いこと建設中だったFactoryが(ブランデンブルク国際空港同様、永遠に完成しないんじゃないか…なんて噂も聞こえたほどでしたが)、このたびついに完成したということで、オープニングイベントが開催されるという知らせをIT系ライターでもある友人の佐藤ゆきさん(通称ユッキー)から先月受け、Eventbriteでチケットを取っていたのです。

オープニングイベント所感

開催当日の昨日(6月11日)、ベルリンは雷雨に見舞われ、午前中から屋外で開催されていたイベントは一時中断を余儀なくされたようですが、僕が到着した夕方頃には雨も上がり、たくさんの人が集まって歓談していました。ベルリン・スタートアップ界隈の人たちが一同に集まっているだけあって、ベルリンとは思えないほど景気の良さそうな人たちが集まっていて、近頃のベルリン・スタートアップの盛り上がりを改めて実感したひとときでした。

Googleグラスを体験!

factory1イベント会場では、各スタートアップがブースを出したりして来場者を余念無くもてなしていましたが、中でも人だかりが絶えなかったのが「Googleグラス体験コーナー」(という名前ではありませんが、そんな感じの場所)で、僕らもさっそくトライしてみました! Googleグラスを見ることすら初めてでしたが、実際に装着して操作を試すこともできて興奮しました。グラスをかけて、タッチ(スワイプ)や声(今のところ英語のみ)で操作をする感覚はスマートフォンとは別次元のウェラブルならではの未来感で、僕自身のスタンスとしてはウェアラブル・デバイスの発達にはそれほど期待していませんでしたが、思った以上に面白かったので、是非更に進化して実用レベルの商品に昇華してほしいと思ってしまいました(写真は妻撮影)。

ベルリンのスタートアップの今後

そんなわけで、短い時間でしたがオープニングイベントを覗いてきたので、レポをアップしてみました。今回は、プレス向けのガイドツアー以外は施設内には入れなかったので、屋外と一階の一部のみの見学でしたが、それでも昨年2月に大雪の中、建設中のFactoryを妻と見に行き、その完成に思いを馳せた僕としては、勝手にしみじみ感慨にふけるのに充分な時間を過ごせました。

過去ブログでも書いたとおり、僕がベルリンにあこがれ、ここに来た理由のひとつが、まさにこの「スタートアップ・シーン」だったわけで、そういう意味では、Factory落成によってシーンが一層活気づくのが楽しみでなりません。ただ、一方で(これはもしかしたらベルリンに限ったことではないのかもしれませんが)、最近のITスタートアップの流行が、思いつき的なwebサービスや子供だましなハードウェア開発に偏ってきている印象があり、僕としては面白味に欠けてきたと思っています。やはり、当初のSoundcloudWunderlistのように、ソフトウェアベースのITならではのサービスを追求して、目先の資金回収や買収目的ではなく、(facebookが当初かたくなに広告を載せなかったように)長期的且つ本質的な戦略を持ってこそスタートアップたちは成長できると思うし、そういうストイックなスタートアップたちが乱立してこそベルリンのスタートアップシーン全体も盛り上がり、現在の流行的なバブル状態を脱して、シリコンバレーのような本当のIT集積地としての地盤を築けるのではないかと思っています。

どの業界でも一緒ですが、流行を盛り上げるのは、中核で頑張っている人ではなく周辺で金儲けを企んでいる人間たちなので、外見上ますますそういうバイアスがかかってしまうだけかもしれず、そういった意味では見えないところでストイックに開発をしている人たち(が一定数いることを信じて…)に期待を馳せて、今後のベルリン・スタートアップシーンを引き続き楽しみに見守りつつ、自分自身もイラストレーター/デジタルクリエイターとして何かしらコミットしていけたらと思っています。

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