話題の「LINEクリエイターズスタンプ」を遅ればせながら作成&申請してみました。
スタンプのタイトルは「社員戦隊 シャインジャー」。まだ審査中なので購入はできません → 2015年3月27日、審査通過してリリースされました!
社員戦隊 シャインジャー – LINE クリエイターズスタンプ
このエントリーでは、LINEスタンプを作ろうと思ってから申請に至るまでの経緯を書いてみたいと思います。
構想から申請、そして審査
構想10分、制作4か月
2014年4月に募集が始まったLINEクリエイターズスタンプ、いつか応募しようと思いつつも、どのような内容にしようかなかなか定まらない日々を送っていた6月のある日、ふと「サラリーマンの戦隊モノを作ってみたい!」と閃きました。漠然と、「ターゲットはビジネスパーソン」と思っていたことと、過去に戦隊モノのキャラデザインやイラストの仕事を何度もしているので、それを組み合わせたら面白くなりそうだと思ったのです。それを思いついてからは、スタンプの内容も9割ほど次々と思い浮かび、構想自体は10分ほどで終わってしまいました。
「この調子だと、あっという間に描き上げられるかも」と、その時は思ったのですが、実際に描き終えて、LINEに申請し終えてみると、なんと、それから4か月も経っていました。まあ、これは尽きっきりで描いて4か月かかったのではなく、仕事を優先したり、一時帰国や旅行をしたり…という合間に描いた結果なので仕方ないのですが、それにしても当初の想定よりも遥かに長い時間をかけてしまったので、申請を終えたときは、ちょっとした感慨深さがありました。
審査は更に数ヶ月
LINEクリエイターズスタンプは「当たるとすごい稼げるらしい!」という噂が噂を呼び、プロのイラストレーターではなくても応募可能な間口の広さも手伝って、募集開始から半年以上経った今でも連日多数のスタンプが申請されているので、審査には数ヶ月かかるようです。ネットで調べてみたところ、その期間は2〜4ヶ月ほど(審査の時期やリジェクトの有無によって変わるようです)。そういうわけで、僕のスタンプ「社員戦隊 シャインジャー」は、リリースまであと数ヶ月待つ必要があります。
なぜそんなに時間がかかったのか?
40枚は、やはり多かった
なぜ、そんなに時間がかかったのかというと、一番の理由はやはり40枚という枚数です。仕事で100点以上のイラストを一気に描くこともよくありますが、〆切の設定されていないイラストを、テンションやクオリティを維持しつつ40枚描き続けることは滅多になく、しかも、LINEスタンプの場合はリリースされても売れなければお金が入ってこないので、その(かけた時間に応じた見返りが得られない、という)リスクもある分、なかなかモチベーションの維持がたいへんでした。
キャラの描き込みが細かい
また、シャインジャーは、他のLINEスタンプと比べてもけっこう描き込みが細かい方で、隊員たちのマスクのデザインも複雑な上に、隊員5人の描き分けもあるので、その点もたいへんでした。まあ、その点は最初からわかっている上で自分で選んだ道なので、楽しく描きましたが、シンプルなキャラデザインで1〜2人しかいなければ、断然はやく描き終えられたと思います。
モチベーションの維持はキャラへの愛着
誰に頼まれた訳でもなく自発的に始めたスタンプ制作なので、途中でめんどくさくなってやめてしまうかも…と、何度か思いましたが、結局時間がかかりつつも最後まで描けたのは「キャラへの愛着」のおかげでした。この点に関しては、むしろ時間がかかってしまったからこそ一緒に過ごす時間が長くなり、その中でキャラたちの個性が自分の中で育って、「なんとかこいつらを描ききりたい」という思いが強くなりました。というわけで、「最後まで描ききれるかどうか」は「最初の段階で、いかに自分が愛せるキャラを作れるか」にかかってるのではないかと思います。
まとめ
というわけで、まだまだ審査に時間がかかりそうですが、とりあえず申請をした報告でした。
年末にかけて本業のイラストの仕事が忙しくなりそうなので、どこまでできるか分かりませんが、時間が許せば、スタンプのリリースまでに「シャインジャー漫画」を描いて(4コマとかで)、プロモーションを兼ねてブログ等にアップしても面白いかも…とか、いろいろ考えています。
次回は、LINEスタンプの制作工程を公開したいと思います。
【2015年3月27日・追記】無事に承認されました!
約5ヶ月の審査期間を経て、無事に承認→リリースされました。
審査はリジェクト無しの一発OKでした!(それで5ヶ月かかるってことは、リジェクトされた場合は何ヶ月かかるんだろう…)。
スタンプはこちらから購入できます。良かったら買って使ってください!
▷社員戦隊 シャインジャー – LINE クリエイターズスタンプ
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