こんにちは。高田ゲンキ( genki119)です。
先日、Twitterでブロガーのるってぃさん( rutty07z)とあんちゃさん( annin_book)が「手塚治虫の火の鳥おもしろい!」と盛り上がっていたのを見た人も多いのではないかと思います。
おいおいおい…火の鳥がおもしろすぎるんだが…これが手塚治虫の頭の中っていうのかよ!!!!
ヤバすぎる…アウトプットが追いつかんhttps://t.co/KfnsMc5xrl pic.twitter.com/TTlau0NtFt
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年4月20日
「人類はこのままいくと自分たちのせいで滅亡するんじゃないか?しかもこういう人類の歴史って実は何度も繰り返されてきたんじゃないか?」とか壮大なことをわりと本気で考えたことあるんだけど、手塚治虫はそれを50年前から「火の鳥」って漫画に書いてて鳥肌立った… pic.twitter.com/K49sUFYrK9
— ブロガーあんちゃ@著書発売中 (@annin_book) 2018年4月23日
僕はこのふたりのツイートがとても嬉しかったのです。なぜなら、
- 『火の鳥』は僕が好きなマンガ10選に入っているから
- 手塚治虫氏は僕が小学生時代(30年以上前!)に漫画家を目指した最初のきっかけだったから
- その氏の作品が世代を超えて今の若い人にも響く普遍性を持っていることが証明されたから
というわけで嬉しかったので、今回は手塚治虫ファンとして張り切って、おふたりのように火の鳥で手塚治虫マンガにハマった人に向けて、「大人だからこそ楽しめる手塚マンガ」を(頼まれてもないのに)ご紹介します!
手塚治虫マンガ 10選
① 『火の鳥』
火の山にすむという不死鳥–火の鳥!! その生き血を飲んだ者は、永遠の命を得られるという……!! 不死身の鳥をめぐって壮大な宇宙ロマンが展開する手塚漫画の代表傑作!!大波乱続出の黎明編第1弾、堂々大登場!!
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② 『ブッダ』
いまから三千五百年ほども昔、インダス川のほとりにアリアン人と呼ばれる種族が、遠く北方の地から移り住み、しだいにその版図を広げていった……。壮大なテーマに挑戦して、巨匠が描く釈尊の生涯!! ブッダ第1巻!
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③ 『アドルフに告ぐ』
神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。その秘密とは…!?第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描く著者の代表作・第一弾。
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④ 『きりひと讃歌』
奇病「モンモウ病」の原因究明のため、小山内桐人は犬神沢へわけ入った。そこで彼が見たものは!?そして、彼をまきこんだ陰謀とは!?手塚先生が、現代社会の病巣をするどくえぐる、衝撃のヒューマン・ドラマ!!
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⑤ 『陽だまりの樹』
蘭学医・手塚良仙の息子の良庵と、府中藩士の伊武谷万二郎は、美女・おせきをめぐって犬猿の仲。そんな最中、良庵は適塾で蘭学を学ぶため、大坂へ旅立つ。幕末に実在した著者の曽祖父をモデルにする長編歴史作品・第一弾。
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⑥ 『MW(ムウ)』
銀行員として働く結城美知夫には、裏の顔があった。飽くことなく罪を重ね続け、複雑な関係にある、賀来神父のもとへ懺悔にゆく別の姿が! 秘密毒ガス兵器”MW”を軸に、現代の科学万能主義にメスを入れる問題作。
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⑦ 『奇子』
復員後、GHQの秘密工作員として働く天外仁郎。久しぶりに帰る天外家は、人間関係が汚れきっていた。呪われた出生を背負い、運命にもてあそばれる奇子。地方旧家、天外家の人々を核に、戦後史の裏面を描く問題作!
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⑧ 『鳥人大系』
高度な知能をもった鳥たちは人間を駆逐し、地球の支配者となった! だが、地球上の進化の歪みを正すべく生まれた鳥人社会も、決して理想の世界ではなく、やがて人間と同様の歴史を歩みはじめる! 傑作SF、第1弾!
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⑨ 『グリンゴ』
南米カニヴァリアに進出した大手商社の江戸 商事。新支社長として赴任した日本 人は専務 の懐刀であり、元力士志望という変わり種で あった。そんな彼がカニヴァリアの地で目に したのは…。苛烈な競争社会を描く第一弾!
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⑩ 『百物語』
下級武士一塁半利は、三つの望みをかなえることを条件に、悪魔の娘スダマに魂を売った。三つの望み=別の人生、天下一の美女、一国一城の主を求めて彼の遍歴が始まる!魑魅魍魎入り乱れて展開する幻想物語!!
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名作の数々をお楽しみください!
今回こういう記事書いたのには理由があって、手塚治虫作品って根っから好きな人にはどれもオススメなのですが、子ども向けのものも多いので『火の鳥』から入った大人のファンは次にどれ読めば良いのか分からないと思ったからです(『火の鳥』的な作品を求めてるのに、たまたま次に買って読んだのが『リボンの騎士』とかだったら、期待ハズレでそれ以上読まなくなってしまうかもしれません)。なので、僕の記憶から大人目線で楽しめるチョイスを紹介しました。
各作品に対する僕のレビューも添えたいところでしたが、超絶時間が無いのでまずはいったんアップして、時間ができたら追記していきたいと思います(そんなわけで、ヘッダーもアイキャッチも無いです…)。
手塚治虫氏の数々の名作、ぜひお楽しみください!
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