AKGのBluetoothヘッドホン、K845BTが最高すぎる

ベルリンの涼しい夏を満喫中の高田ゲンキ( genki119)です。数日前のことですが、AKGのヘッドホン、K845BTを買いました!

まあ正確に言うと妻が買ったんですけど、僕も使わせてもらってます。久しぶりに買ったヘッドホンなので、いろいろ音楽を聴いてみたところ、このAKG K845BTが予想以上に素晴らしかったので、ちょっと書いてみます。

音質が良い!

音のバランス

まずは当然音質が素晴らしいです。AKGはオーストリアのメーカーだけあって、クラシック音楽を聴くのにも適しているようなバランスの良い音を再現します。昨今、特に若者向けのヘッドホンはダンス系の音楽を重視して設計されているので低音ばかりが強調されている印象が強いのですが、このK845BTは低音の安定感はもちろんのこと、中音・高音の伸びも特に素晴らしく、楽器そのものの音やアンサンブル全体を楽しみたい人に向いていると言えます。

音が分離する!

よくレコーディングエンジニアの人と話していると「音の分離感」という言葉を聞きますが、これは「アンサンブルの楽器がひとつひとつ(良い意味で)別々に聞こえる」ことを意味します。レコーディングやミキシング、マスタリング等の専門的な作業においてこれは非常に重要ですが、リスナーとして音楽を楽しむ上でも関係あるのです。オーケストラであれロックやJAZZのバンドであれ、音が分離して聴こえることでプレイヤーたちの息づかいが感じられ、またプレイヤーどうしの絶妙な駆け引きにも気づくことができたりします。

この点において、このK845BTは非常に素晴らしく、音がきれいに分離する上に、レコーディング用のスタジオモニタのようにニュートラルすぎる音ではなく、鑑賞用として楽しめるリッチな音を実現していると感じました。

自然な空間表現

密閉型ということもあり、空間表現(空間の奥行き感)にはあまり期待していませんでしたが、意外なほど空間表現も優れていて、手前から奥にかけてしっかりとレイヤーを感じることができます。最初聴いたときに「ちょっと平面的かな?」とも思いましたが、それは音の解像度が高いゆえに手前にある音の細部が聴こえすぎてそう感じただけで、ちゃんと奥行き感もあるので、奥行き感ばかり強調しているヘッドホンより実質的なレンジが広いように感じました(この辺は好みだと思いますが)。個人的には自然なリバーブ表現に非常に好感が持てました。

すべてのジャンルを楽しめる!

これだけバランスが良く、音が分離し、空間を感じることもできるので、どのジャンルの音楽もきれいに再現してくれて楽しめます。

どちらかというとアコースティックな音が得意かも

強いて言うなら、JAZZやクラシック等のアコースティックな楽器が主体の音楽が、より得意かもしれません。それ以外がダメということではなく、これだけ解像度が高いと、アコースティックなバンドサウンドの中のウッドベースの弦のビビりやドラムやピアノのノイズ、ボーカリストの息づかいまで聴こえてしまうので(この辺もきれいに中〜高音域を再現できる本機ならでは)、その臨場感が非常に楽しく、無機的なエレクトロなどよりそういった種類の音楽を聴きたくなってしまうのです。まあ、この辺はもちろん個人の好みですが、是非試してみてください!

Bluetoothが便利!

あと、Bluetoothのヘッドホンというのを初めて買いましたが、思った以上に取り回りが楽でした。音楽聴きながら仕事をして、ちょっと席を立ちたい時など、いちいちヘッドホンを外さなくて良いのでストレスを感じません。それでいて思った以上に音質の劣化が無いのに驚きました(体感レベルではケーブル接続と変わらないほど)。

また、ケーブル接続のリスクとして、うっかりケーブルを引っ張ってしまったときにステレオジャックに負担がかかり、最悪の場合ジャック部分が折れてコンピュータやオーディオ機の中にジャック先端が入り込んでしまうことがあります。我が家でも数年前にこの事故が起き、それ以来ヘッドホンの使用をためらっていたのですが、この度のBluetoothヘッドホン導入で、その恐怖からとうとう解放されました。

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良くない点

というわけで、音質やBluetooth対応という点では文句無しのK845BTですが、良くない点も。

外出向きでは無い

最近はファッショナブルで小型のヘッドホンも多いですが、本機はそういうタイプではありません。個人的にデザインは好きですが、サイズがそれなりに大きいので、気軽に外出時に携帯したり、装着してジョギングしたり…というのはちょっと難しそうです。

でも、数日使ってみて「良くない点」というのはそのくらいかもしれません。総じてバランスが良く、価格以上の性能を持ったヘッドホンだと感じています。

K845BTはこんな人向けのヘッドホン

・Bluetoothで使用したい

・特に中〜高音域がきれいなヘッドホンが欲しい

・ダンス系やエレクトロ系だけではなく、いろんなジャンル(ロック・ポップス・JAZZ・クラシック等)も楽しみたい(逆に、ダンス系やエレクトロを主に聴く人はBeatsとかが良いかも)。

・おもに家で使用する

ヘッドホンやスピーカーを試す際におすすめの音源

ところで、プロの音響エンジニアが必ず使用すると言われているCDがあるのをご存知でしょうか。↓このDonald Fagen(ドナルド・フェイゲン)の「THE NIGHTFLY(ザ・ナイトフライ)」です。もし音響に興味がある人は是非チェックしてみてください。

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ちなみに、Donald Fagenは作曲家・アレンジャー・プレイヤーとして、僕が最も尊敬する音楽家ですが、活動はソロ名義よりも「Steely Dan(スティーリー・ダン)」というバンド名義をメインにしています。僕は音響機材の比較をするときに「THE NIGHTFLY」ともう一枚、Steely Danの「(ガウチョ)」というアルバムをよく聴きます。これも本当に素晴らしくておすすめの一枚なので、音響にこだわりがある人やJAZZとかAOR好きの人は必聴です!

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