ベルリンでインターン中のスーパー大学生、 高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(後編)【海外インターン|企業|フリーランス】


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大学卒業後の進路について

“フィンランドかドイツの大学院に進学したい”

ゲンキ: 大学卒業後について聞かせてください。かずきさんは日本に戻ったら、いわゆる一般的な就職活動をして日本起業に就職を考えてるんですか? それとも別の進路ですか?

かずき: 実は今、海外の大学院に進学したいな…って思ってて、それが一番可能性高いと思います。

ゲンキ: どちらの国を検討してますか?

かずき: アメリカも良いんですけど、やっぱり学費高いので、学費があまりかからないフィンランドとか、あとはやっぱりドイツあたりが良いな…って思ってます。

ゲンキ: ああ、なるほど。僕、さっき大学進学の時の話を聞いたときも思ったんですよ。かずきさんがアメリカの大学進学を志望したけど、学費の問題とかで断念したって言ってましたけど、もしそのタイミングでドイツの大学事情とか知ってたら、意外とこっちに来てたかもしれなかったんじゃないか…って。

かずき: そうですね…。その可能性高かったと思いますね。でも、たしかドイツで留学生の学費が完全無料になったのは2014年からだったので(→参考リンク)、僕はちょっと間に合わなかったですし…、しょうがないんですけど、とにかく大学院はドイツとか良いな…って思いますね。

ゲンキ: そうですね。これは、日本の高校生とかで海外進学考えている人に僕が伝えたいことなんですけど、アメリカだけじゃなくてドイツとかの進学も視野に入れて欲しいんですよね。特にドイツ留学とかはドイツ語っていう言語的ハードルで敬遠されがちなんだけど、ワーホリとか大学準備ビザとか取得して、ドイツに来て1年〜3年くらいドイツ語と英語をしっかり身につけて、その後留学生として入試に受かってしまえば大学生活は実質生活費だけで過ごせてしまうので、トータルで最大7年とかかかっても結果的には(たとえばアメリカに2〜3年行くより)全然安く済むし、語学スキルも英語だけじゃなくてドイツ語も身に付くし、教育レベルも非常に高いし、すごく良いと思うんです。問題はその方法論が全然日本に浸透してなくて「留学と言えばアメリカかイギリス」…みたいな先入観が強いってことで。

かずき: ホントそう思います。

 ベルリンでインターン中のスーパー大学生、  高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(後編)【海外インターン|企業|フリーランス】 インタビュー

ゲンキ: ちょっと先の話ですが、ドイツとかの大学院に行ったとして、その先は? そこまで行ってさすがに日本に帰ってスーツ来て就活…とか無さそうですよね(笑)

かずき: そうですね。現時点ではスーツ来て就活っていうビジョンではないですね(笑)

やっぱり、大学院に行きたいモチベーションって、勉強の内容ももちろんありますけど、同時にネットワーキングっていうか、分かりやすいところで言えばAppleとかFacebookとか、そういう企業とのコネクションを求めてる部分も大きいので、最終的にはそういうところとグローバルに関わる仕事のしかたが理想ですね。たとえばボリス(Goodpatchベルリンオフィスのマネージングディレクター)も大学時代の仲間のコネクションが今のドイツや欧州内でのビジネスにそのまま活きていて、たとえばMimiのCEOのPhilippとかもそうなんですけど…

ゲンキ: ああ、彼らはもともとそういう関係なんですね!

かずき: はい、そうなんですよ。そういうのを見ていても、やっぱり日本以外でネットワーキングしてビジネスにつなげていきたいっていう気持ちが強いですね。

 

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