こんにちは。高田ゲンキ( genki119)です。
今日、僕がペニーボードに乗り始めてからちょうど1年が経ちました。
本当に毎日のようにペニーに乗り、総距離では数百キロを走ったので、今回は1年乗ってみたレビューを書いて行きます。
僕はベルリンを拠点に生活しており、ペニーボードもほぼベルリン市内を中心に活用しています。日本の交通事情とは異なる点をご理解のうえお読みください。
1年前の2019年11月、43歳でペニーボードデビュー!
ちょうど1年前の2019年11月、僕はペニーに乗り始めました。
43歳でのペニーデビューだったので、年齢的に大丈夫か?という不安もありつつでしたが、幸い子どもの頃スケボー少年だったのでその勘が残っていて、30年ぶりでもすぐに上手く乗れました。
40代でもペニーを全力で楽しめることを証明しました!
ちなみに、ペニーにもいくつか種類がありますが僕が愛用しているのは22インチの⬇このモデル。
27インチモデルは⬇こちらです(初心者には27インチモデルの方をオススメします)。
【ドイツ在住者向け】Amazon.de(ドイツ)でペニーボードを見る
ドイツにお住まいの方からも購入方法を相談されることが増えたので、ドイツAmazonのリンクを張っておきます(僕はドイツのAmazonで購入しました)。
⬇僕とサイズ(22インチ)もカラーも同じモデル(品切れになっていることが多いです)
⬇同じモデルの27インチ版(初心者向け)
⬇色違い(リンク先でサイズ選べます)
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あれから1年、本当に毎日のように乗っているので、今ではペニーが自分の身体の一部のように感じています。
そんな僕のペニーのレビューを熱く書いてみたいと思います!
【長所】ペニーボードに1年乗って感じた“素晴らしい点”
では、ペニーボードの長所と短所を挙げていきたいと思います。まずは長所から!
① 性能が素晴らしい【強度|安定性|推進力】
ミニクルーザーもいろいろな種類が存在しますが、ペニーボードはその代名詞にもなるほどの代表格だけあって、さすがに性能が素晴らしいです。
スケボー(クルーザー)は、
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
という3つの部位で構成されるシンプルな作りになっていますが、ペニーはこの全てが高品質で、しかもバランスが素晴らしいです。
類似品と比べると信じられないほど乗り心地が良く推進力も高いので、プッシュもポンピングも少ない運動で遠くまで転がり、短い時間で最高速に達し、その速度を維持してくれます。
特にペニー純正のベアリングは性能が素晴らしく高く評価されています。このベアリングと高品質のウィール(タイヤ)だけでも、類似品ではなく正規品のペニーボードを買う価値が十分にあると感じます。
② 耐久性も素晴らしい
そして、クオリティが高いだけでなく、耐久性も素晴らしい。
これだけ毎日のように乗りつづけて一年経っても、その部品も劣化を感じません。
唯一ベアリングだけ性能が落ちたので、試しにベアリング洗浄→オイル差しをしたところ期待以上に性能が蘇って、新品時以上の推進力を発揮してくれるようになってしまいました。これには本当に驚きました。
(⬇自宅のバルコニーにてベアリングメンテをしている様子)
スケボーのベアリングメンテに必要な商品
一応、ベアリングメンテに必要な商品を紹介しておきます(メンテナンス方法は、いつか別記事にまとめたいと思います)。
⬇こんなクリーナーでよく洗浄して
⬇こんなベアリングオイルを数滴差すだけ
⬇作業時にこんなバットもあると便利です
ペニーボードの純正ベアリングは、メンテナンスフリーのグリスベアリングです。数ヶ月間は一切メンテナンスが必要ないので、乗り続けて明らかに性能が落ちたと感じるまでは洗浄もオイル差しもしないでください。してしまうとかえって性能の劣化を招く恐れがあります。
③ クルージング専用なので移動に適していて実用性が高い
ペニーはスケボーの中でもクルーザーと呼ばれる種類のものです。特に、小さいこのタイプはミニクルーザーと呼ばれ、ペニーボードはその代表格です。
クルーザーはいわゆる普通のスケボーのように飛んだり跳ねたりするトリックには向いていませんが、街を移動すること(いわゆるクルージング)には抜群に適しています。
また、普通のスケボーと異なり、デッキの材質が木ではなく樹脂(プラスチック)なのでしなりやすく、プッシュやパンピングがとてもしやすい。サイズが小さくても推進力が抜群な秘訣はココだと感じています。つくづく良く設計されたクルーザーだと感心します。
ちなみにプッシュとは⬇こういう走法
そして、パンピングとは⬇こういう走法です
こういった特性のおかげで、ペニーはその見た目に反して…
スピードが速い
長距離移動ができる(僕は10kmくらい一気に走れます)
走行音が静か
…という特長を持っています。
オーリーやキックフリップ等のトリックには適さないので派手さはありませんが、生活の中で移動手段として活用できる実用性の高さもペニーボードの非常に大きな魅力のひとつです。
⬇こんな感じで街中をビュンビュン移動できます!(2020年9月、ベルリン市内で撮影)
交通費が浮く!
ちなみに、僕はこの一年、ベルリン市街地での主な移動をすべてペニーボードでしているので、交通費がぜんぜんかからなくなりました。ペニーの購入代金(ドイツのAmazonで約8000円で購入しました)を遥かに上回る交通費(公共交通の運賃や電動スクーターシェアリングの使用量)が浮いているので、結果的に節約にもなっています。
コロナウィルス対策にもペニー!
今年(2020年)は世界中でコロナウィルスが蔓延した年。ベルリンも例に漏れず…なので、感染者数が増加した春頃からは、僕は公共交通機関をほとんど使わずに一人での市内の移動はほとんどこのペニーボードで済ませています。
人混みを避けて感染リスクを回避できたのも、ペニーの思わぬ大きなメリットでした。
④ コンパクトなので携帯性が抜群
ペニーボード(特に僕が愛用している22インチモデル)は、非常にコンパクトなので携帯性に優れています。
走行性能ももちろんですが、この携帯性の高さも僕がペニーボードを愛する大きな理由のひとつです!
⬇リュックにくくりつけて背負うと、このくらいのサイズ感です(ちなみに、僕の身長は171cmです)
⬆の写真とは違いますが、現在僕がペニーを背負うために愛用しているリュックは⬇こちら。ちょっとコツが必要ですがペニーをしっかりと固定でき、容量も大きいので買い物にも適していて重宝しています。値段も手頃で作りもしっかりしているのでとてもおすすめです。
公共交通との併用がしやすい!
このサイズ感なので、ペニーボードは公共交通との併用がしやすいのです。
僕が住むベルリン市内は、電車・地下鉄・トラム・バス等々の公共交通が充実していますが、ペニーは自転車等よりはるかに小さいので気軽にこうした乗り物にも持ち込むことができ、降りたらすぐにペニーで移動…という事が可能なので、街中の移動がとても効率的になります(前述の通り、コロナ流行中は公共交通機関の使用は控えていますが)。
旅先にも携帯できる!
これだけ携帯性に優れているペニーボードなので、旅先に持っていって移動の足として使うこともできます。
アメリカの超人気YouTuber、Casey Neistat(ケイシー・ナイスタット)はペニーボード愛好家としても有名ですが、彼は世界各地にペニーを持っていき、滞在先や空港の移動手段として利用しています。
] コロナ禍が終息したら、僕もこんな風にペニー携行で旅行や一時帰国をしたいと思ってます
⑤ 見た目以上に運動になる
そしてこのペニーボード、本気でクルージングするとかなり疲れます。クルージングは、見た目は軽やかに疾走しているように見えても、実はヘビーな全身運動なのです。
「疲れる」と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、スポーツとして捉えるとこれは良いことです。なぜなら、継続してペニーに乗ることで
- 痩せる
- 体力がつく
等の効果が得られるからです。
ペニーボードは痩せる
ある程度上達して、安定して長距離のクルージングが出来ることが前提ですが、ペニーボード(というか、クルーザー全般)は大きなダイエット効果があります。
実際にそう言っているスケーターは多いし、僕自身この一年で身体がものすごく締まりました。
特に、3月〜6月のドイツのロックダウン中にはなかなかペニーに乗れずに3kgも太ってしまったのですが、その後7月から10月までの4ヶ月間ペニーに乗りまくっていたら5kg以上も体重が落ちた(そして筋肉は増えた)ので、ダイエット効果はかなりスゴいと実感しています。
体力がつき、風邪もひきにくくなった
痩せただけでなく、この一年ペニーばかり乗っていたので、体力がものすごく付きました。40代にもなると、放っておけば体力は落ちる一方ですが、今の僕は30代の時より体力も筋力もあると思います。楽しみながらここまで体力を増強できるという点でもペニーの恩恵は非常に大きいと感じてます。
体力の増強は生活の様々な場面で実感していますが、副次的にとても助かっていることとして、以前と比べて風邪をひきにくくなったというのがあります。これも非常に助かっています。特にコロナ禍においては免疫力(つまり体力)が重要なので、この変化はとても助かっています。
⑥ デザインが良いので、ファッションアイテムとしても活躍
ここまで性能や機能面ばかり触れてきましたが、ペニーはファッション性も高いアイテムです。
なので、街中で持ち歩いていても違和感が無く、機能性とオシャレ感を両立できる点も非常に実用性を感じています。
これ、何がスゴいかと言うと、例えばランニングや自転車(ロードバイク)等を本気でやる服装や装備のまま都会の中で買い物したりカフェに入ることは難しいですが、ペニーはそれが可能ということです。
⬇このペニー公式の動画(ロケ地はベルリン)でもファッション性の高さがお分かりいただけると思います!
⑦ とにかく楽しい
いろいろ書きましたが、総じて言えることは
とにかく楽しい!!!
ということです。
ペニー、本当に楽しい。楽しくてヤバいです。どれくらいヤバいかと言うと、ペニーに乗るようになってから、常に天気予報や雨雲レーダーをチェックして(雨天時は乗れないので)、どこに移動するにも事前にストリートビューでペニーに適した路面でアクセスできる道順を探すようになり、妻に買い物を頼まれてもペニーで行ける場所ならいつでも快諾して喜んで行くようになりました(そんなわけで息子の保育園の送り迎えも嫌な顔ひとつせず率先して行っています!)。
良く言えば生活全体が刺激的になり、悪く言えば完全にペニーボードの楽しさや気持ちよさに依存しているような状態になってしまいました。
⬇は先月に友人たちとベルリンのテンペルホーフ公園という広大な公園に行き、ペニーボードを楽しんだ時のものですが、これだけでもペニーの楽しさの一端を感じてもらえるのではないかと思います。
【短所】ペニーボードの唯一の欠点は、その「危険性」
正直、ペニーボードが素晴らしぎて短所らしい短所は思いつかないのですが、強いて挙げるならとにかく危険!ということです。
どんなスポーツにも危険はつきものですが、ペニーは(特に街中でのクルージングは)危険性がかなり高い部類であると言わざるを得ません。その点だけは十分理解した上で、技術的に不安があるうちはヘルメットやプロテクターを着用したり、危険の少ない場所(公園等)のみで楽しむなどしてリスクを避けてください。
まとめ
以上、ペニーボードに1年乗ってみた感想を書いてみました。
ペニーボードの購入を悩んでる人は是非参考にしてくださいね🤓
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