4日目は、クロイツベルク地区を散策。
MOKKA BAR
お気に入りのカフェ「MOKKABAR」で朝食。ご覧のとおりの量ですが、とても美味しいので、いつも完食してしまいます。周囲の環境も緑が多く、店内の雰囲気もよく、フリーWi-Fiもあり(←ココ、大事)本当にオススメのカフェです。
[wpgmza id=”4″]
Modulor(モジュラー)
Uバーンを乗り継いでMoritzplatz(モーリッツプラッツ)駅前のModulorというお店へ。Modulorは近代的な新しいビルの中にある、オシャレなホームセンター件画材屋のような場所で、クリエイターとしては、中をぐるぐる歩き回るだけでも楽しい店です。
文房具 マテリアルの総合デパート.ベンやファイル等の日用品から、紙、布、デコレーション用品などアーティストが使うものまで、 あらゆる材料を取り揃えており、その品揃えは圧巻。
引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)
[map addr=”Berlin Prinzenstraße 85″][/map]
Oranienstraße(オラニエン通り)
モーリッツプラッツからハインリヒ広場まで、オラニエン通りを歩きながらショッピング。ここは若者向けの洋服屋やカフェや雑貨屋がたくさんあって、とても刺激的な通りです。
[map addr=”Berlin Oranienplatz, 10999″][/map]
FIVE ELEPHANT
ハインリヒ広場からバス(M29)に乗って、Glogauer Str.というバス停で下車して、カフェ「FIVE ELEPHANT」へ。FIVE ELEPHANTは本格的なコーヒーと共に絶品のレアチーズケーキを楽しめる店で、週末は満席でなかなか座れないほど人気の店です。
[wpgmza id=”5″]
Bergmannstraße(ベルクマン通り)
ふたたびGneisenauStr.駅(最初のMOKKABARの最寄り駅)に戻ってきて、ベルクマン通り散策(写真は、この日に撮ったものではなく、毎年6月に開催されるBergmannstraßenfestの様子)。
ベルクマン通りは人々が落ち合う場所として人気が高い通リ。カフェやレストランだけでなく、アンティークや古着などセカンドハンドの店が並び、見ているだけでも楽しい。
引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)
テンペルホーフ公園
ベルクマン通りから近いので、歩いてテンペルホーフ公園へ(しかし、歩いてみたら意外と距離があって、けっこう疲れました)。
旧テンペルホーフ空港の跡地を利用した、ベルリン市内で最大級の公園。南側のSバーンTempelhof駅前、北側のColumbiadammに入り口がある。空の大きさを実感できる憩いの場所。
引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)
もともと空港だった場所が、そのまま公園になっているというのもすごい話ですが、実際に行くと、その広さに誰もが圧倒されると思います。
そして、その広々とした空間をのびのびと使って、思い思いに過ごしているベルリナーたちを見るたびに、なぜか「人間ってまだまだ捨てたもんじゃないな…」と思わされるのです。
ところで、ここが公園として利用され始めたのは比較的最近の2010年のことで、2008年に住民投票で空港の閉鎖が決定してから、紆余曲折を経て公園として開放されるまでの経緯は、また何ともベルリンらしい話です(詳細はリンク先の中村真人さんのブログ「ベルリン中央駅」参照)。
▷ ブログ「ベルリン中央駅」:テンペルホーフ空港の閉鎖が確実に
▷ ブログ「ベルリン中央駅」:テンペルホーフ公園を歩く(1)
▷ ブログ「ベルリン中央駅」:テンペルホーフ公園を歩く(2)
ところで、実は上の公園の写真は去年撮ったもので、この日は驚いたことに公園に行くと偶然にもイベントが開催されていて、たくさんの人でにぎわっていました。その名も「Festival der Riesendrachen auf dem Tempelhofer Feld(テンペルホーフ凧揚げ大会)」!
この日はどんより曇り空だったのですが、広大なテンペルホーフ公園の端から端まで大小さまざまな凧でいっぱいで(大きいものは、なんと数十メートルもありました)、その様子がまたなんとも(良い意味で)バカバカしくて可笑しくて、改めてベルリンという街の楽しさを噛み締めたひとときでした。
⬇これは2年前の同イベントの様子。
テンペルホーフ公園のこぼれ話
ちなみに、このテンペルホーフ公園にはおもしろい逸話があります。
旧テンペルホーフ空港が閉鎖されたあとしばらく、跡地の利用法に関してさまざまな意見が出され議論が繰り返されたそうですが、その中に「世界最大の人工山をつくる」という案があったそうです。その名も「The Berg」(「Berg」はドイツ語で山の意)。
世界最大の人工山と言われてもピンとこないと思いますが、その際に発表されたイメージ図を見ると、かなりとんでもない計画だったことが分かると思います。
たしかにベルリンは平地ばかりで山らしい山も無く、山や高台が好きな僕としてはときどき寂しいときもあるのですが、今のテンペルホーフ公園の様子を見ると、やはり公園案が採用されて本当に良かったと思うのです。
[wpgmza id=”2″]
ムスタファズ・ゲミューゼケバブ
たくさん歩いてお腹がすいたので、夕飯はベルリンで一番人気のあるケバブ屋さん「ムスタファズ・ゲミューゼケバブ」へ(ムスタファの野菜ケバブ、という意味)。
常に行列ができているドナーケパブ屋。新鮮な生野菜のほか、油で炒めたジャガイモやパプリカが盛り込まれ、そこに締めのチーズ、ぎゅっとひと絞りのレモン汁が絶妙。ボリュームたっぶり。
引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)
「常に行列ができている」というのは決して大げさではなく、僕も何度も前を通っていますが、行列ができていないのを見たことはありません。ちなみに、この日はなんと1時間半も並びました! しかし、僕らの前に並んでいたインドネシア人の女の子が話しかけてくれて、彼女はとても英語が上手かったので(他にもフランス語が話せて、日本語も少し話せるそう)、そのまま1時間半いろいろと話をしていたら、あっという間に時間は過ぎていきました。
ちなみに、その子は3ヶ月かけて、Airbnbなどを最大限有効活用しながら、ヨーロッパ各地を旅しているそうです。Airbnbは、日本ではまだあまり浸透していませんが、欧州やアメリカではすっかり定着していて多くの人が利用しているサービスです。英語やオンラインのITサービスを駆使して、所狭しと自由に世界を飛び回る海外の若者を見ていると、なんともたのもしく、そして感動と刺激を受けます。
こういう偶然の出会いも、国際都市ベルリンならではだな〜と噛み締めつつ、ケバブをほおばりました。
[wpgmza id=”6″]
5日目に続く
コメント