ぼくらのベルリン6日間観光(5日目)

連日の外出なので、朝食は家でのんびり食べて、お昼から街へ。


目次

プレンツラウアー地区

この日は日曜日でした。日曜日のベルリンは、ほとんどのお店が閉まってしまいますが、いろいろなところでFlohmarkt(フローマルクト/蚤の市)が開催されたくさんの人で賑わいます。

マウアーパークの蚤の市

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

数あるベルリンの蚤の市の中でも最大にして最も有名なのが「マウアーパークの蚤の市(Flohmarkt am Mauerpark)」です。

天気のいい日には「壁公園」ことマウアーバークに足を運んでみよう。 ベルナウアー通りから北に広がるこの緑地帯は、その名のとおり、かつての壁とその緩衝地帯に沿って造り変えられた。今や付近の住民のみならず、旅行者にとっても人気のスポットだ。蚤の市が開かれる日曜日は、ピクニック気分でやってくる人、ストリートパフォーマンスやスポーツを楽しむ人々でとりわけにぎわう。背後に壁の一部が残る斜面の芝生に座っていると、平和な気分になれること間違いなしだ。

引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)

ハッキリ言って、この蚤の市で売られているモノの9割以上はゴミ同然なので、あまり売られている商品には期待せずに、「いかにしょーもないモノを売ってるか」を楽しく見物しつつ、蚤の市や隣の公園に集っている人たちが謳歌している、自由で平和な空気をおすそ分けしてもらう…というのが、マウアーパークの正しい楽しみ方だと思っています。もちろん、たまにはお宝的な、良い商品もあるので、そういうのを宝探し的に探してマーケットを物色するのも一興です。

[map zoom=14 lat=”52.543538″ lng=”13.402849″]マウアーパーク[/map]

 

 

Rupert’s Kitchen Orchestra(ルパーツ・キッチン・オーケストラ)

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

ところで、この日、マーケット横の公園で演奏しているミュージシャンたちの中でとりわけ上手いバンドを見つけて、友人Y子のガイドも忘れて、ひとりでしばらく聴き入ってしまいました。彼らの名前は「Rupert’s Kitchen Orchestra(ルパーツ・キッチン・オーケストラ)」。ベルリンを拠点に活動しているファンクバンドで、あとあと調べたところによると、ベルリンではかなり有名なバンドでした。僕はこの日以来すっかり気に入ってしまい、その場でCDも買ってしまいました(以来、毎日聴いています!)。

彼らについては、またいつか別記事でくわしく書きたいと思っていますが(書きました!→「ベルリンのファンクバンド、Rupert’s Kitchen Orchestraがカッコよすぎる!」)、とにかくクラブミュージック全盛のベルリンで、彼らのようなハイレベルなファンク(のみならず、ディスコやジャズの要素も強くて、本当に好みなのです)ミュージックに出会えたことが嬉しくて、ますますベルリンが好きになりました(まあ、最近はクラブ系の音楽もわりと好きなんですけど)。

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たã...

彼らの音楽は下記のサイトからダウンロード購入できます(オススメのアルバムは「Wir retten Berlin」と「Wir woll’n keine Party !」)。

http://rupertskitchen.bandcamp.com/

オーダーベルガー通り(Oderberger Str.)

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

マウアーパークの目の前に斜めに伸びているオーダーベルガー通りは、近年ベルリンで最もオシャレな通りのひとつです。今風のカフェや洋服屋さんが並び、オシャレな若者たちでいつもにぎわっています。

サードウェーブコーヒーを楽しみたければ「Bonanza Coffee Roasters」、すこし広めのカフェでのんびりしたかったら「Café KRONE」あたりがオススメです。

[map addr=”Berlin Oderberger Str.”]オーダーベルガー通り[/map]

ミッテ地区

アルコーナ広場の蚤の市

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

マウアーパークのあとは、歩いてすぐの場所にある「アルコーナ広場の蚤の市」へ。こちらは規模はマウアーパークより遥かに小さいのですが、クオリティの高い商品が多く、僕らは過去にはここでアンティークのテーブルを買ったこともあります。この日はmelitaの食器セットを買って帰りました。

[map lat=”52.537189″ lng=”13.402041″]アルコーナ広場[/map]

 

カフェ Kapelle

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

アルコーナ広場の蚤の市に行くと、必ずついでにカフェ、それが「Kapelle」。ここのチョコレートケーキは絶品です。一見、ちょっと敷居の高いカフェのようにも見えますが、入ってみると意外なほどに居心地が良く、店員さんもフレンドリーなので、ついつい長居をしてしまうカフェです。

ちなみに、Kapelleという名前はドイツ語で「礼拝堂」を意味する言葉で(英語のChapelですね)、このカフェの目の前に建っているZionskirche(シオン教会)にちなんで付けられたものだと思われます。

Kapelle

[map addr=”Berlin Zionskirchstraße 22″]Kapelle[/map]

 

シオン教会(Zionskirche)

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

というわけで、シオン教会にも行ってみました。

丘の中腹にシオン教会という小さな教会が建つ。古く落ち着いたたたずまいからは想像できないが、東独時代末期には、自由を求める反体制グループの拠点となった。教会の地下では、信徒や学生たちが環境や人権問題について議論し、新聞まで発行されていた。この活動は1989年の壁崩壊にいたる民主化運動の第一歩となったとされる。かつて政府の弾圧に対する抗議ミサが行われた教会内部も、今はただ静寂に包まれるばかりだ。

引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)

僕らも20世紀の数奇な歴史に翻弄されたベルリンという都市が歩んできた道に思いを馳せながら、礼拝堂にたたずんでみました。

そして、なんと言ってもこの教会のもうひとつの楽しみは、教会の塔に登ってベルリンの眺望を楽しめることなのです(※注:のぼれるのは、日曜日の午後だけです)。

塔の細い螺旋階段を登って、上がったところにいる見張りのおじさんに1ユーロを払うと、塔の外に出て景色を楽しめます。この日は曇りで霞んでいましたが、テレビ塔や街並みを楽しむことは出来てラッキーでした。

ちなみに、この塔から撮った写真を、この回の一連の「ベルリン6日間観光」のヘッダー画像に使っています。

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

[map addr=”Berlin Zionskirche”]シオン教会[/map]

 

Weinbergsweg(ワイン山の道)

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

シオン教会からローゼンターラー広場駅に向かって歩きます(「ベルリンガイドブック」で紹介されているルートとは逆まわり)。途中には素敵なカフェもたくさんあって、人々が思い思いに楽しい時間を過ごしているのが印象的でした。

アレクサンダープラッツ

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

少し時間が空いたので、トラムに乗ってアレクサンダープラッツへ。アレクサンダープラッツ(通称アレックス)はベルリンの交通のハブ駅なので普段は乗り継ぎで使うだけで、改めて地上に出て広場を歩くことはあまり無いのですが、たまに歩くと観光客や若者たちで賑わっていて楽しい場所です。

写真はアレックスの「世界時計」。

世界の時刻を同時に示す「世界時計」は、テレビ塔と同じ1969年生まれ。今も昔も人々に愛される待ち合わせ場所。

引用元:ベルリンガイドブック(中村真人 著)

そのテレビ塔も写真の右上に少しだけ写っています。

[map addr=”Berlin alexanderplatz”]アレクサンダー広場[/map]

 

クロイツベルク地区

ココロ・ラーメン

 ぼくらのベルリン6日間観光(5日目) ベルリン ベルリン観光 旅行記

アレックスから地下鉄U8に乗ってコトブサー・トーア(Kottbusser Tor)駅まで南下して、少し歩いたところにある「ココロ・ラーメン」へ。ココロ・ラーメンは僕が自信を持って「ベルリンで一番美味しいラーメン屋さん」とおススメできる店です(まあ、そもそもベルリンでラーメンを食べられるお店自体がかなり少ないんですけど)。

僕は行くと必ず味噌ラーメンを食べます。これにセルフサービスの「すりごま」をかけて食べるのが美味しいのです。長いベルリン観光で、ひさしぶりに日本のラーメンが食べたくなったら、是非行ってみてください!

ココロ・ラーメン

[map addr=”Berlin Paul-Lincke-Ufer 39″]ココロ・ラーメン[/map]

 

6日目に続く

 

⬇オススメのベルリン観光書


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次