Genki Wi-Fi

フリーランス イラストレーター高田ゲンキの情報発信ブログ、『Genki Wi-Fi(ゲンキ・ワイファイ)』。

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マンガ版『僕の半生』|第6話| 中学編-5
高校受験に失敗するの巻

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manga07-1-b 高校受験 失敗 落ちる 浜岳 中学 平塚 公立高校 受験 いじめ 勉強 中学3年の2学期後半のある、 僕は担任に呼ばれ 高田くん、受験する 高校のランク、ひとつ 下げた方が良いわよ 特に2学期の成績が 落ちてるから と言われました いけね…一学期の最初に …って言われてたっけ… 夏以降、すっかりトレーニングに 夢中になっちゃって、勉強が手に ついてなかったからな… でも別に高校なんてどこでも 良いから、ランク落とすか… ん?まてよ!? それって、ある意味 兵東のいじめが原因で 志望校のランクを下げる ってことでもあるよな!? そう考えると、 なんだかす〜ごく悔しい! 先生!俺、志望校変えません! 入試まで勉強がんばります!! そう… まあ それは 自由だけど 滑り止め は 受けてね ※「滑り止め」=志望校に合格できなかった 時のために受けておく、1ランク低い 高校のこと試験では、勉強したことを 出し切れた手応えを感じました高校受験は、入試の点数だけでなく 中学での成績(内申点)の比重が かなり大きいので、この時点で僕は かなり不利な条件でした2学期の後半から入試直前までは 本当にがんばって勉強をし、担任からも「これなら大丈夫かも」 という評価をもらえるくらいに 成績も上がりました。内申点でハンデを背負っている分、 入試本番で挽回するためにその日から、僕はトレーニングを 中断し、本腰を入れて受験勉強を 始めましたそして合格発表日 僕はひとりで高校に行き、1992年2月の入試当日…出せる 力を すべて 出し切る! 僕の受験番号はありませんでしたそこにはつまり、僕は「不合格」でしたすこし離れたところに同じ中学の 同級生を見つけたので、茫然自失としかけた時、 祈るような気持ちで何度も 掲示板を見直してみても、 やはり僕の番号はなく…祈るような気持ちで 発表掲示板を見たところ…走って家に帰りましただからといって 学校を休んだら よけいダサいので、 意地でも卒業式まで 毎日行ってやる! と思いましたが、 受験勉強の疲れや 不合格のショックや いじめのストレスが 一気に出て、 僕は翌日から 卒業式前日まで 急性胃腸炎を患って ダウンし、一週間以上 寝込んでしまいました付け加えると、 公立高校受験の おかしなシステムの せいで、不合格は 翌日には全学年に 知れ渡り(公立高校不合格者は学年に 多くても2〜3人)、不合格者は卒業式 までの数日間、公開処刑のような日々を 過ごさなくてはならないのです。 ただでさえ、いじめの被害にあって、 シカトされていた僕にとって、この 状況はあまりに過酷で、そういうことも あって「いっそのこと死んでしまいたい」 とまで思ってしまったのでした。不合格の可能性もあると分かって いたつもりでしたが、僕としては あまりにも不遇な中学生活の最後を、 せめて志望校合格で終わらせたい という想いを密かに抱いて猛勉強 してきたので、その期待が大き かった分、逆に最後の最後に最大の 不幸を突きつけられて強烈な みじめさが胸に押し寄せ、今まで 我慢してきた事がいっせいに溢れて きて、涙が止まりませんでしたどうしても泣いてしまうので 僕は顔を隠しながら 人目を避けて逃げるように 家に帰りましたもう、ほんっっっっとに 良いことがひとつも無くて、 どこにも救いが無い、 笑えるほど最低の3年間でしたこうして僕の中学生活は終わったわけ ですが…式が終わると、誰より先に学校から出て卒業式の日も体調はイマイチでしたが いちおう無理して出席し…だからといって 学校を休んだら よけいダサいので、 意地でも卒業式まで 毎日行ってやる! と思いましたが、 受験勉強の疲れや 不合格のショックや いじめのストレスが 一気に出て、 僕は翌日から 卒業式前日まで 急性胃腸炎を患って ダウンし、一週間以上 寝込んでしまいました

マンガ版『僕の半生』⑦|高校編-1 につづく


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あとがき

5回にわたって描いてきた「中学編」最終話。今回は受験についてです。

僕は高校受験に失敗した

僕は、志望していた地元の県立高校を受験し、不合格でした。

この事実は当時の僕にとって、受け入れがたいほどの挫折で、その後10年以上にわたって「絶対に触れたくない恥ずかしい過去」として僕の心に影を落とし続けました。

ちなみに、この話は「僕の半生」本編でも触れなかったので、おおっぴらに話すのは初めてのことだと思います。なぜ、本編の方で触れなかったこと言うと、内容が内容なので文章だけだと妙に深刻な感じになってしまって、自分が伝えたいニュアンスで伝わらない気がしたからです。

高校受験の失敗を他人に笑って話せるようになったのは、30歳を過ぎてからだったと思います。つまり、僕は少なくとも15年くらい心のどこかで高校に落ちた経験にコンプレックスを抱いて生きていたことになります。その間、僕は(特に地元の人と)高校受験について話すことを意識的に避けてきました。不思議なことですが、いじめらたり女の子にフラれたことより、この高校受験失敗は僕の中で「知られたくないこと」ダントツ1位だったのです。

今思えばたいしたことじゃない

しかし、いろいろ経験して振り返ってみると、あれほど苦しんだことはいつの間にか「どうでも良い過去」になってました(だからこそ、こうしてマンガにも描けるわけです)。

いじめに関しては、それが僕の人生においてどんなに重要なきっかけになっていても「いじめに遭って良かった」とは思えないのですが(というか、思わないようにしている)、この高校受験の失敗に関しては「あの時落ちて良かった」と今は思っています。なぜなら、そのコンプレックスをバネにしたからこそがんばれた局面が、その後何度もあったからです(もし、志望校に受かっていたら、どこか満たされてしまってハングリーになれなかったと思います)。

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受験に失敗した人に言いたいこと

狙ったわけではありませんが、このマンガの話はちょうど今頃の季節の話です。なので、もしかしたら「今年受験に失敗して落ち込んでいる中学生や高校生にも読んでもらえるかもしれない」と思いながら描きました。

僕が受験に失敗した時一番辛かったのは、周りの同世代だけじゃなくて大人たちまで、高校不合格という事実をタブー扱いして「腫れ物にさわる」ような態度だったことです。僕はたぶん誰かに「そんなのたいした問題じゃないよ!」と言って欲しかったんです。でも、周囲の人たちの態度は違いました。しいて彼らの態度を言葉にするとしたら「あんなに惨めな経験をした子に、どうやって声をかけて良いか分からない…」という感じで、そういった彼らの振る舞いは余計に僕を惨めにしました。今の僕からすると、高校不合格なんて惨めでもなんでもなくて、その大人たちがそのくらいの挫折すら経験をしたことがないので、どうやって対応して良いのか分からなかっただけなのです。

なので、経験者として今、受験で挫折した若い人に言いたい(あるいは、周りにいたら伝えて欲しい)のは「受験に失敗することは、そんなにダサくない」ということです。

あまりピンと来ないかもしれません。しかし、「まったく挫折を経験しなかったばかりに、挫折を味わった子どもを励ますことさえできない大人」の方がよっぽどダサい思いませんか?(思いますよね)。残念ながら日本の大人の多くはそういう人たちです。しかし、受験に失敗した人は、その経験を通して良い意味での少数派(つまり励ますことができる人)になれる可能性を手にしており、それは、志望校に行くことよりも貴重な経験と言えるのです。

「どれだけ豊かな人生を送れるか?」とか「大人になってから、どれだけお金を稼げるか?」という問題は、受験の合否とは関係ありません。たとえば、もし僕があの時志望校に受かっていたら、おそらく今もっと経済的に貧しく、つまらない人生を送っていたのではないかとさえ思うのです。

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Comment

  1. Ayan より:

    ほとんど同じような経験をしました。今でこそ乗り越えましたが、落ちて滑り止めの高校へ行ったという事実を受け止めるのには、周りが気になり、苦しみました。
    話は変わりますが、ヨーロッパ移住を目指しており、参考にさせていただいております。また新しい記事を楽しみにしております^_^

  2. Genki より:

    ↑Ayanさん
    コメントありがとうございます。
    そうでしたか。つらかったですね(わかります…w)。乗り越えて強くなれるのは良いのかもしれませんが、やはり出来ることならこういう経験をする人が減った方が(あるいは、経験をしたとしても、これほど惨めな扱いを受けないようにした方が)良いと思い、一石を投じたい思いもあって、これを描きました。

    最近は別連載の『ライフハックで行こう!』の方で忙しく、こちらはあまり更新できていませんが、こちら↓も楽しんでいただければ嬉しいです。
    https://thinkit.co.jp/series/5800

    今後もがんばって描いていきますので、よろしくお願い致します!

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