意外と知られていませんが、MacのFinderのダイアログで「ドラッグ&ドロップ」を使うと、とても簡単にファイルを選択したり、場所を指定したりすることができます。
ファイルを選択する場合
⬆たとえば、上記のようにfacebookに写真をアップするために開いたダイアログで、「4」という名前のフォルダに格納されている「mac_tips_icon.jpg」というファイルを選択したいけど、今ダイアログが示している場所は「デスクトップ」…という状況だとします。
⬆ちなみに、フォルダのウィンドウ下部の階層図を見ると分かる通り、この「4」というフォルダは「Studio-1」というHDDの中にある「1」というフォルダの中の「2」というフォルダの中にある「3」というフォルダの中にあるので、ダイアログ左部分のショートカットからもアクセスしづらい場所です。
そういうときは、Finder上の選択したいファイルをドラッグして、ダイアログにドロップすると…
一瞬で「4」フォルダに行き、ファイルが選択された状態になるので、あとは右下の「選択」を押せばOKなのです。
ちなみに、複数のファイルを選択したい場合は、複数のファイルをいっぺんにダイアログにドロップすれば、ちゃんと選択されます。
僕は初めてこの方法を偶然発見した時、目から鱗が落ちて感動したと同時に、「今までファイル選択に費やしていた時間は何だったんだ!」と思いました。
フォルダを指定する場合
同様の方法をファイルを保存する際のダイアログでも使えます。
⬆たとえば、Illustratorで作ったファイルを保存したい場合は…
今度はファイルではなくて、対象のフォルダのウィンドウ上部のフォルダアイコンをしばらくクリックしていると(押していると)持つことができるので、それをドラッグしてダイアログにドロップすればOKです。
おまけ
⬆なお、このウィンドウ上部のフォルダアイコンは、右クリックで、そのフォルダが存在している階層を表示してくれて、選択すると上の階層に移動できるので便利です。
以上、知らない人は知っておくと便利なMacネタでした🤓
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