9月9日のAppleイベントで発表された新商品について 僕が思うことを書いてみる


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Apple TV

 9月9日のAppleイベントで発表された新商品について  僕が思うことを書いてみる Mac

「あたらしいApple TV」(正式名称)も発表されました。

あたらしいApple TVのスペック(現行の第3世代と比較)

Apple TVのスペック比較(こちらのサイトを参考にさせていただきました)

商品名

Apple TV(第4世代)

Apple TV(第3世代)

プロセッサ

A8チップ(デュアルコア)

A5チップ(シングルコア)

本体サイズ(幅×奥行き×高さ)

98×98×33ミリ

98×98×23ミリ

重量

425グラム

272グラム

無線LAN

IEEE 802.11b/g/n/ac

IEEE 802.11b/g/n

ビデオ出力

H.264(1080p/毎秒30フレーム)

オーディオ出力

Dolby Digital 7.1

Dolby Digital 5.1

iTunes Store

iTunesの映画、Apple Music、Podcast

iTunesの映画・音楽、Podcast

インタフェース

HDMI 1.4、10/100BASE-T Ethernet、IRレシーバ、USB Type-C(サービス専用)

HDMI、光オーディオ、10/100BASE-T Ethernet、IRレシーバ、Micro USB(サービス専用)

リモコン

Siri Remote(ガラス製タッチサーフェス、Siri用デュアルマイクロフォン、加速度センサーとジャイロスコープ、Bluetooth 4.0、IRトランスミッタ、充電用Lightningコネクター)

Apple Remote(IRトランスミッタ、交換式リチウムバッテリー)

付属品

リモコン、電源ケーブル、Lightningケーブル

リモコン、電源ケーブル

Siri

このApple TVのアップデートにより、Siri(音声によるパーソナルアシスタント機能)が使えるようになり、日本語にも対応しているとのこと。Siriで音声操作するには、Siri Rimoteという新デザインのリモコンのマイクボタンを押してマイクに話しかけるとのこと。

Apple TVに関して、僕はこう思う

僕は現行モデルのApple TVを数年前に購入して現在も所有していますが、現在は全く使っていません。理由は“テレビそのものを所有しなくなったから”。意識的にテレビをやめたのではなくて、ネットコンテンツの方が相性が良くて自然にテレビを見なくなってしまったので、

ティム・クックCEOは、「リビングルームでのテレビ体験はずっと変わらなかった。われわれはそれを改革する」と言っているそうですが、いままでのテレビ体験みたいに共通した概念がこれからは崩れていくんのではないだろうか?と思ってます。もちろん一定数Apple TVのインターフェースに適応して使いこなす層もいると思いますが、インタラクティブな要素が増えるにつれユーザー側のリテラシーも求められるので、実際に使用し続ける人は限られる気がします。

まあ、その辺の「ITと家電」の融合みたいなところがAppleの永遠のテーマでもあり、「最も超えるのが難しい壁」なのかもしれず、Appleはその命題に挑戦し続けるんだと思いますが、僕としてはもっとユーザーを突き放すAppleの方が好きですね。

まあ、このApple TVに関しては旧来のテレビ市場よりもゲーム市場を狙ったものという印象が強く、僕自身ゲームはほとんどやらないし関心もあまり無いので「もっとこうした方が良いのに」というイメージも正直特にありません。ただ、iPad ProもApple TVも共通して思うのは、「今までAppleの引き算的な美学(初代iMacでフロッピードライブを無くしたことに始まり、ボタン無しのiPhone、光学ディスクドライブ無しのMacBook Air、USBポートさえ取り去ったMacBook等)は終わってしまったのかな?」ということです。Apple TVも機能の追加にともなってリモコンが大型化してボタンも増えましたが、こういうのを見ると、つい「ジョブスならこうしたかな?」と思ってしまいます。

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