Genki Wi-Fi

フリーランス イラストレーター高田ゲンキの情報発信ブログ、『Genki Wi-Fi(ゲンキ・ワイファイ)』。

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お酒をやめたことによるデメリットはないのか?

      2016/09/30

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こんにちは、高田ゲンキ( genki119)です。

前回の記事ではお酒をやめた理由について書きましたが、今回は“お酒をやめたことによるデメリットはないのか?”について書きたいと思います。

僕は誰にでも「お酒やめたよ」とか「そんな肝臓が心配なら君もやめたら?」という話をしますが、「じゃあ俺も(私も)やめよう!」というほぼ100%人はいません。たいてい「仕事でつきあう場合とかは飲めないと不便」とか「ストレス発散の手段が無くなると返って精神的に良くない」とか「お酒を全く飲まないのも人生損してると思う」という理由を挙げて、(たとえ健康に不安を感じていても)禁酒・断酒に踏み切りません(少なくとも僕が今まで経験した限りでは)。

それらを含めて、想定されるデメリットに対する僕の考えを書きたいと思いますが、僕自身がかなり“身も蓋もない性格”なので、身も蓋もない内容になると思います(笑)。

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仕事のつきあいができなくなるのでは?

酒の席でも飲まなければ良い

そもそも僕はお酒をやめた時点でフリーランスだったので、会社員ほど“仕事のつきあい”でお酒の席に出なくてはいけない機会が少なかったのですが、いずれにしても「別に飲み会は出席しつつお酒飲まなければ良いだけの話では?」と思ってしまいます。

今となってはドイツにいるので、東京のクライアントからお酒の席に誘われることも無くなりましたが(そしてドイツにはそもそも“接待飲み”の習慣が無い)、日本にいる間はプロジェクトの打ち上げとかに呼ばれて東京でお酒の席に参加する機会もたまにあり、そういう席でも僕は徹底してお酒を飲みませんでした。「そこまで徹底しなくても」と言われることもありましたが、飲みたいのに我慢してるのではなくて“飲みたくないからやめた”ので、人との付き合いでイヤイヤ飲むのもバカバカしくて断っていただけです。

「接待などでは断れないことだってある」という人もいるけど

「お前はフリーランスだからそうやって好きに振る舞えるけど、会社員をやっていると接待などで断れないことが多いから無理なんだよ」と諭されることもしばしばあります。確かにそうなのかもしれませんが、僕が同じ立場だったらかまわず断ってるだろうな〜と思ってます。どれだけ取引先の偉い人だろうと、個人の意思を無視して健康を害する権利はないワケで、そもそもお酒を断ったくらいで気分を害する人だとしたら、そこを我慢して取引を続けても別の部分で難癖をつけられそうなので無理してまで一緒に仕事をしたくありません。酒癖の悪いクライアントはさっさと関係を切って、たとえ酒飲みだとしても相手の意見や立場を尊重できるようなまともな感覚を持っている人とのみ一緒に仕事をした方が長期的に見たらビジネスが成長する可能性を感じますし、ひいては自分の会社の売り上げにも貢献できるのではないかと思ってしまいます。

性格的にどうしても断れない人は、結婚式披露宴の新郎新婦みたいに“注がれた酒を飲むふりして捨てる”装置みたいなものを開発すると良いかもしれません(そんな商品を売り出す日本のスタートアップとか出てきたらけっこう成功するかも…)。

運転手ができるので返って重宝されることも

経験的に「僕は飲みません!」と言って「え〜?付き合い悪いなぁ…」と顔が曇る相手にも(僕からしたら、そこで顔を曇らせる理由がさっぱり分かりませんが 笑)、「今日は僕運転手ですから!」と返すと「それはしかたないね」と快く理解してくれるケースが多いです。というわけで、飲みたくない人は、たとえ運転する予定がなくても(あるいは免許さえ持ってなくても 笑)「運転しないといけないので!」と言いましょう。厳密に言えば自転車の運転も飲酒時は違法なので、ウソにはならないはずです(帰宅してから自転車に乗れば良いのです)。

飲み会の“ワリカン”の割が悪くなるのでは?

で、「お酒は飲まないけど飲み会には参加するよ!」という話をすると、次によく言われるのが、「その場合、お酒を飲まないとワリカンにされて高くつくでしょ!?(ソフトドリンク等はお酒より安い上にお酒ほどガブガブ量を飲まないから) 飲まないと損じゃない!?」ということ。これは、たしかにそうなんです。日本の居酒屋とかに行くと、僕の場合食べ物1000円分プラスソフトドリンク1〜2杯程度で満足してしまうのでトータル2000円も行きませんが、精算時にワリカンにされてしまうと3000円以上払わなくてはいけないことが多く、自分が飲み食いした以上の金額を払うことになります。

しかし、だからといって「やっぱりお酒は飲んだほうが良いね」とは思えません。理由は以下の2点。

ワリが悪いからと言って体に悪いことをする方がよっぽど損

単純に、飲み会ごとに1000円2000円多く払うのが惜しいからと言って、周囲と同じかそれ以上にお酒を飲むことが本当に得でしょうか?

ものすごくさめた意見かもしれませんが、飲み会でお酒をオーダーせずに損をする額よりも、長期的に見た場合、もしお酒で健康を害してしまったら治療費や入院費や薬代にかかる費用の方がはるかに高いわけです。

また、僕みたいに日頃からまったく酒を飲まない人間は、そもそも家にもビールやお酒類を常備する必要がないので、そこで浮いている金額の方が圧倒的に大きく、飲み会で1000円多く払うくらいはたいしたことありません。

“割が悪くても行きたい飲み会”しか行かなくなる

多くの酒好きの人(そして、お酒を飲んでた頃の僕)は「酒が飲めるから飲み会に行く」という、ある意味純粋な(笑)モチベーションを持っていますが、僕みたいにお酒が好きじゃない人が行く理由は「そこに参加する人たちに会いたいから」という場合が多いのです。

なので、お酒を飲まなくなってからは、飲み会に誘われると必ずそこに参加するメンバーを事前に確認して「そのメンバーだったら会いに行きたい」と思える場合しか参加しなくなりました。逆に言えば「会いたくもない人たちと会って、つまらない時間を酒でまぎらわす」という無駄な時間の過ごしかたをしなくなったので、非常に時間の節約ができるようになったと感じています。

そして、“会いたい人がいるから参加する飲み会”の場合は、その場にいて飲んだり食べたりすることだけでなく、“会いたい人に会って楽しい時間を過ごす”というそれ以上に貴重な経験が上乗せされる時間なので、1000円とか2000円高くついても、その時間そのものの価値からすれば安く感じることさえあるほどです。

ストレスがたまるのでは?

多くの人が“ストレス発散の手段のひとつ”としてお酒を飲んでると思います。実際「僕はお酒を飲まない」と言うと「ストレスがたまりそうで、私にはまねできない」とよく言われます。

しかし、僕が違和感を感じるのはむしろ、酒を飲まないとやってられないほどのストレスを抱え続ているその人たちのライフスタイル/ワークスタイルそのものです。正直、今の僕はストレスがほとんどないのでタバコもお酒も必要ありません。たまにストレスを感じても、その手の不健康な解消法ではなくジョギングやランニングや一晩じゅう友達と何かについて議論しまくる時間みたいな健康的かつ建設的な時間の方が解消になる上にあとあと自己嫌悪にもならないので好きなのです。

これは、また別の記事に詳しく書こうと思いますが、僕がいつも思うのは「もしタバコをやめてなかったら会社を辞めてなかったかもしれないし、お酒を辞めてなかったら海外移住をしてなかったかもしれない」ということです。それだけタバコやお酒は“ストレスフルな現実を受け入れさせる快楽効果”のようなものがあり、それで現実逃避できてしまう分、現実に存在している人生の問題を直視せずに過ごせてしまうのです。

たしかにタバコもお酒もない生活はストレスがたまるかもしれませんが、もしそうだとしたらタバコやお酒の有無ではなく、生活そのものが自分になぜそれほどのストレスを与えてるのか?という部分を直視して解決した方が遥かにポジティブだと言えます。

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お酒を飲まないなんて、人生損してるのでは?

損してません!笑

もう、このひと言で充分なんですけど、あえてマジレスしてみます(というのは、こういうこと言う人が本当に多いんです)。

僕は充分お酒を飲んだ

タバコについての記事でも同じようなことを書きましたが、僕が考える“お酒を飲むことの最大のメリット”は“お酒に酔った感覚を知れること”だと思うんです。僕もかつてはそれなりにお酒が好きで、ビールや焼酎を楽しんでいたので、今でも映画などでビールを一気に飲み干して「プハー!」って言うシーンとか見ると「わかるぞ!その旨さ!」って共感できるんです。でも、本質的な意味でのメリットってそれ以外にはないと思っています。多少あったとしても、健康に与えるダメージと天秤にかけると相対的にデメリットの方が多いはずです。そして、僕はその“酒の旨さ”を知るには充分の量のお酒を既に飲んだ上でやめてるので、まったく損してません。

機会の損失について

あとは「酒の席を辞退することで、おもしろい人に会える機会を逃してるかもよ?」というアドバイスもしばしば受けますが、これも大きなお世話です(笑)。

辞退して、空いた時間で部屋にこもってソーシャルゲームとかやってたら、それは確かに損してると言えますが(笑)、別の場所で酒に酔わずに有意義な活動をしていれば、ある意味で酒の席以上に密度の高い経験ができることが多いのです。むしろ酒の席でのコミュニケーションは、酒で全員興奮状態になっている分コミュニケーションの密度が薄いので(時には酔いがさめたら会った人の顔さえ忘れてる人もいる)、別の場所でネットワーキングなどをした方が効率的に時間を使えると思っています。

ドイツはビールだけの国ではない

余談ですが、僕がドイツに住んでいるのにお酒を飲まないことに驚く人が多く、「せっかくビールが安い国でビールを楽しまないなんて損だ!」とか言いますが、僕自身が全くそう思わない理由は、もう前項まで読んでいただいて分かってもらえると思います。

「ドイツではビールが水より安い」はウソ

そして、よく「ドイツではビールが水より安いらしい」とか言われますけど、これもガセで、確かに日本のコンビニで買う炭酸水とかボルヴィックとかよりは安いですけど、ドイツは炭酸水とかが日本より全然安いので、ドイツのビールと水を比べたら、水の方が断然安いのです(笑)。ちなみに、ドイツではレストランで「水ください」ってオーダーすると炭酸水が勝手にでてくる場所もあるほど炭酸水が一般的ですが、スーパーで炭酸水を買うと、安いものだと1.5リットルのボトル入りで20セント(今日のレートで27円くらい)以下で買えます。さすがにこんな安いビールはドイツにも存在しません。

ドイツ人でさえ“健康のために酒を飲まない人”が増えている

近年よく聞くのは「ドイツ人でも健康のために酒をやめる人が増えてきて、ここ数年ビールの売り上げも落ち続けている」という話。特にベルリンは健康志向が高い人も多いので、その傾向が強いかもしれません。僕から見るとドイツ人は遺伝的に酒に強い人が多く(分解酵素のアセトアルデヒドが多いのでしょう)、お酒による健康被害はアジア人ほど深刻ではなさそうですが(いったんドイツ人の酔い方を見ると、泥酔して顔が真っ赤なサラリーマンとかは“酔ってる”というよりは完全にアルコールのアレルギー反応というか、体が拒絶しているようにしか見えない)、それでもお酒をやめて健康なライフスタイルにシフトしている人が多いのは注目すべき変化だと思っています。

↓参考記事

ドイツはノンアルコールドリンクも超ウマい!

まあ、たしかにドイツのビールは旨いのは間違いないと思うので、観光などでドイツに来たらビールを楽しむのももちろん良いと思います。

しかし、ドイツで生活していて思うのは「ドイツはビールだけじゃなくてソフトドリンクも超ウマい!」ということです。特にビオ(オーガニック)・スーパーに行くと、添加物無しの炭酸飲料が充実していて、日本のコンビニでは買えない“健康的な炭酸飲料や清涼飲料”が簡単に安く手に入ります。

僕が気に入っているのは(これはオーガニックではありませんが)「CLUB MATE(クラブマテ)」というマテ茶をベースにした炭酸飲料で、これがクラブ(ベルリンはクラブカルチャーの中心地!)やギーク(ITスタートアップ周辺のプラグラマー等)を中心に大人気なのです。特にマテ茶はカフェインが入っているので頭が覚醒する分、クラブで元気に一晩じゅう踊りたい若者やカフェなどでコーディングに集中したいIT開発者たちにとってはビールよりも都合が良い飲み物なのです。甘みも控えめで、よっぽど飲み過ぎない限り糖分過剰摂取の心配もなく健康的です。ドイツに来たら是非ためしてみてください!

というわけで、「ドイツと言えばビール!」というのも、いささかステレオタイプすぎです。(外国人が「日本と言えば忍者とサムライ」というくらい陳腐)。ドイツでビールを飲まなくても損することは無く、むしろドイツだからこそお酒以外の楽しい選択肢も多いくらいということは是非知っておいて欲しいと思います!

#berlin

A photo posted by Genki Takata (@genki119) on

まとめ

以上、“お酒をやめたことによるデメリットはないのか?”について書いてみました。結論としては(おそらくお察しの通りw)「デメリットは無い」という結論でしたが、まあこれは僕個人の見解なので参考程度に読んでいいただければ嬉しいです。

まだまだ飲酒をポジティブに考えている人も多い印象ですが、20年も前は喫煙に対してでさえそういった論調が強かったのに、今や(少なくとも日本や北米では)すっかり禁煙ブームになってしまったのを見ると、10年後くらいには飲酒人口が数分の一まで減るのではないかと思っています(実際若い世代はお酒を飲まなくなっているという話もよく聞きますし)。

次回は「タバコやお酒をやめてよかったこと」について書きたいと思います。

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