よく意外と言われますが、僕は割と風邪をひきやすい方でして、つい数日前もひどい風邪をひき寝込んでしまいました。特に数ヶ月前に息子の保育園がスタートしてからは、保育園から我が家に次々と新しい風邪ウイルスが舞い込むので、うがい手洗い程度では防ぎきれず、例年以上に家族全員で風邪をひいている日々です(特にドイツの風邪菌は日本のより強力な気がしています…!)。
そんなつらい風邪ですが、基本的に僕は風邪をひいても風邪薬をいっさい服用しません。
その理由は…
① 薬は「治す」のではなく、「症状を一時的に緩和している」だけなので、トータルでは治るのが遅くなる
② 薬に頼っていると身体が薬に慣れてしまい、自己治癒力で風邪を治せなくなる
からです。
というわけで、今回は僕がしている風邪への対処法をご紹介します。
あくまで僕個人の風邪への対処法ですので、効果等には個人差があること、またお試しになる際は自己責任でされることをご了承の上お読みください。
①絶食
僕は風邪をひいたら食事をいっさいとりません。よく「風邪をひいたら栄養のあるものをたくさん食べよう!」と言う人がいますが、これは実は逆効果です。たしかに栄養そのものは大事ですが、風邪をひいている時にたくさん食べると、消化にエネルギーを使ってしまうので胃腸が疲れて免疫力が低下してしまい、かえって風邪を悪化させてしまうことのほうが多いのです。
というわけで、食べないことで消化器を休めて免疫力を上げる方が風邪を早く治すには効果的なのです。
ただし、無理は禁物です。僕の場合は極端な性格なので、目に見えて回復を実感できるまで丸二日くらいは断食(ただし水はたくさん飲みます)しますが、空腹を感じやすい人など完全に絶食するのが辛い人は消化に良いものを少量、よく噛んで食べるように心がける程度にとどめたほうが良いかもしれません(とにかく胃腸に負担をかけないことが大事なので)。
②ひたすら寝る
そしてとにかく大事なのが睡眠! もう、後回しでもなんとかなることは全部後回しにして、とにかく寝ます! 時間も決めずに身体が睡眠を欲する限り寝て、「もう寝れない」と思っても体調がかなり回復するまでは寝ます。
なるべくスマホは見ないで、苦手な語学学習とかやると脳が拒否反応で眠くなるのでオススメです(笑)。
ちなみに、この①(絶食)と②(ひたすら寝る)は自然界の常識です。動物は体調悪くなると食事を含めた通常の活動をストップしてひたすら睡眠を取り回復に集中します。人間も動物なので、せめて体調が悪い時だけは自然界の掟に従うことが早く治すコツなのです。
https://twitter.com/eccanyan/status/1071672077973884928③水をたくさん飲む
食事はしませんが、水だけはたくさん飲むようにします。もういつも飲んでる量の3倍とか5倍とか飲みます。
風邪の時に水をたくさん飲むべきなのは常識なので、その理由は割愛します(ググると死ぬほど出てきます!)。それより、僕のお気に入りの水はこれです(ヨーロッパから帰ると「日本の水うまい!」って思います)。
④たくさん汗をかいてたくさん着替える
水をたくさん飲んで、体を冷やさないように暖かくしてよく寝ると、猛烈に汗をかきます。なので、汗びっしょりになって目が冷めたら、面倒でもその都度起きてシャツや下着を着替えます。これをしないと、かいた汗が冷えてしまい、余計に風邪が悪化してしまいます。
⑤ビタミンCを摂る
①〜④をまとめたツイートをしたところ、⬇こんなリプをいただきました。
回復してよかったですね。
次回風邪がひきそうな時は、ビタミンCのサプリメントも摂ってみてください!きっと助けになるはずです。— でぐのぶ @広尾のLEBOジム (@Degunobu) December 8, 2018
たしかにビタミンC、大事ですね! 特に絶食しているからこそ、サプリで摂取するのは理にかなっていると思いました。
風邪予防と風邪の初期症状への対策
最大の敵は寝不足!
僕の経験上、風邪の最大の原因は寝不足です。これは僕だけでなく、僕の周りのフリーランスクリエイター仲間を見渡しても皆同じなのですが、仕事が忙しく寝不足が続いていると、高い確率で風邪を発症します。
寝不足はてきめんに免疫力が落ちるので、これはある意味で当然です。なので、風邪予防にはとにかくよく寝ましょう。できれば8時間。それが無理ならせめて6時間以上は日々の睡眠を確保したいところです。
風邪予防には紅茶が一番!
さらに、僕は特に風邪が流行りやすい秋冬は、風邪予防のために毎日欠かさず1〜2杯の紅茶を飲むことにしています。コーヒー好きの僕ですが、風邪予防という点に関しては紅茶の方が遥かに優れいているからです。
紅茶が風邪予防に優れている理由は、紅茶に含まれているカテキンやテアフラビン(赤い色素)による殺菌効果が高いからです。そして、この殺菌効果は風邪だけでなく、インフルエンザやノロウイルスにまでも効果があるとのこと。これだけメリットがあると、紅茶を飲まない手はありません。
実際、紅茶を飲み始めて3年ほど経ちますが、毎日息子の保育園の送り迎えをして、風邪菌だらけの環境に出入りしていても、それ以前ほど風邪をもらいにくく、風邪気味になっても重症化しにくくなりました。また、昨シーズンに息子と妻がインフルエンザを発症した際も僕だけ発症しなかったので、経験則的にもかなりの効果を実感しています。
紅茶は特別なものでなくても効果が十分あるそうなので、こだわりのない方は⬇こういった安いティーバッグを常にストックしておくのも良いと思いますよ。
風邪の初期症状には葛根湯
風邪薬は飲みませんが、「風邪ひきそうかな?」という段階で自覚がある時に限って葛根湯は飲むことにしています。僕の場合は風邪の症状に直接効くというよりは、葛根湯を飲むことで猛烈な眠気に襲われ(恐らく溜まっていた疲れを身体が自覚しているんだと思います)、そのまま一日寝てしまうので、結果として風邪が本格化する前に治ってしまう事が多いのです。
ただし、その眠気たるやハンパないレベルなので、車を運転しなくてはならない日などは絶対に飲まないことにしています。
咳やのどの痛みにはパイナップルジュースが効く!
あまり知られていませんが、喉の痛みにはパイナップルジュースが効きます(たぶん、パイナップルそのままでも効くと思います)。
パイナップルに含まれるブロメラインという成分に効果があるらしいのですが、飲むと確かに楽になります。なので、軽度の喉の痛みや咳には、薬ではなくパイナップルジュースで対応しています。
咳が出る時はハチミツ入りコーヒーが効く!
「咳には蜂蜜入りのコーヒーが効く」ってあちこちで見て、ブラックコーヒー派の僕は「そんな邪道なもの飲めるか!」と拒んでたけど、今回の風邪の咳があまりにしんどいので試しに飲んでみたら、ウソみたいにピタッと止まった!しかも味も思ったより全然美味しかった!咳風邪の人、ちょっと飲んでみて!
— 高田ゲンキ|イラストレーター/漫画家 (@Genki119) November 6, 2018
⬇僕のオススメのドイツ産のコーヒーとハチミツです
まとめ
以上、僕の風邪への対処法でした。
当然かもしれませんが、最も大事なのは風邪をひかないように予防することであり、それでもひいてしまった場合は風邪の初期症状での対策が必要です。
いずれにしても、風邪をひかないのが一番なので、日頃から節制ある生活を心がけましょう。
どうぞ、おだいじに!!💐
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