先日、1週間ほど友人Y子が日本からベルリンに遊びにきてくれました。運良く、仕事のスケジュールの調整がついたので、我々夫婦が6日間にわたってベルリンのいろいろなところに案内することができました。当初、ベルリンに1週間は長すぎて間がもたないかも…と思っていたのですが、実際に一緒にまわってみると1週間では足りないくらい見どころがあり、あらためて、このベルリンという街の面白さを再発見できたので、数回にわたって、今回のベルリン観光でまわった場所を紹介したいと思います。
初日はペルガモン博物館へ
Y子のリクエストで、観光初日はペルガモン博物館へ。僕は意外と博物館に関心が無いので、これまで一度も入ったことが無く、これが初めての訪問でした。
ベルリン大聖堂
ペルガモン博物館へはバスで向かいました。我々が住んでいる旧西ベルリンからだと、100番バスで行くのが便利です。Zoo駅から100番バスに乗り、戦勝記念塔(Siegessäule/ジーゲスゾイレ)や国会議事堂(Reichstag/ライヒスターク)を横目に見ながらバスに揺られ、ウンターデンリンデンを抜けて、Lustgartenというバス停で降りるとペルガモン博物館まで歩いてすぐです。
バス停から博物館に向かう途中、右手にベルリン大聖堂があります。今回は入りませんでしたが、ここも観光名所として有名で、大聖堂の中もさることながら、大聖堂の上に登って眺望を楽しむことも出来るので、平地ばかりで展望台も少ないベルリンの数少ない展望スポットとして人気です(ベルリン大聖堂の上からの写真)。
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ペルガモン博物館
ペルガモン博物館入り口は、入場券待ちの長い行列ができていましたが、我々はwebで事前にチケットを予約していたので待ち時間無しで入館。ペルガモン博物館に限らず、博物館・美術館は混雑するので、時間がある程度予測できる場合は事前予約をしておく方が良いでしょう。
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イシュタール門
ミレトゥスの市場門
ペルガモン大祭壇
博物館島
今回はペルガモン博物館だけでしたが、ペルガモン博物館が建つシュプレー川の中洲(博物館島/Museumsinsel)には、他にも「旧博物館 (Altes Museum)」、「新博物館 (Neues Museum)」、「旧国立美術館 (旧ナショナルギャラリー、Alte National Gallerie)」、「ボーデ博物館 (Bode Museum)」があり、島自体が世界遺産(文化遺産)に登録されてます。
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ハッケシャーマルクト(Hackescher Markt)
博物館を出たあと、歩いてハッケシャーマルクト駅へ。博物館島から最寄りの鉄道駅(Sバーン)で、観光客も多い繁華街です。
トラットリア Ossena
ハッケシャーマルクト駅前のイタリアン「Ossena」で遅めのランチを。特別オススメというほどのお店でもありませんが、そこそこの値段で安定しておいしいイタリアンを食べられるので、ハッケシャー周辺で行き場に困った時に、よく利用するレストランです。内装もきれいで居心地良いです。
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ハッケシェヘーフェ(Hackesche Höfe)
せっかくなのでハッケシェヘーフェを通ってショッピングをしました。ハッケシェヘーフェは、迷路のように連なっている複数の中庭に、カフェ、レストラン、ギャラリー、ブティック、お土産屋さんなどが隣接している場所で、このように中庭から中庭へとつながっている場所はなかなか無いので、散歩するだけでも楽しい場所です。お土産屋として人気のアンペルマングッズを取り揃えている「アンペルマンショップ」の店舗も、ハッケシェヘーフェの一角にあります(他にもウンターデンリンデン等、ベルリン市内全6カ所に店舗展開)。
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ローゼンターラープラッツ
ハッケシャー・マルクト周辺から、ヴァインマイスター・シュトラーセ(Weinmeisterstr.)を抜けてローゼンターラー・プラッツ(Rosenthaler Platz)まで歩きつつショッピングを楽しみ、歩き疲れたのでカフェでひと休み。
da PIADINA
da PIADINAは僕らのお気に入りのカフェ。アットホームな落ち着いた店内で、おいしいコーヒーやケーキを楽しめる店です。チョコレートケーキが絶品で、あれば必ずオーダーするのですが、今回は品切れで他のスイーツをオーダーしました(名前忘れたけど、これもまた美味しかった)。
この日の移動ルート
2日目につづく
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