こんにちは。イラストレーターの高田ゲンキ( genki119)です。
多くのクリエイター志望者の相談に乗る中で、
Adobe CC(IllustratorやPhotoshop)を使いたいけど、サブスクリプション(月額課金)は高くて無理…!
という声を多く聞きます。
仕事で使ってる人は「月々数千円なら投資だし、必要経費のうち」と割り切れるかもしれませんが、学生や趣味で創作をしている人にとっては大きすぎる出費なので導入に二の足を踏んでしまう気持ちはよくわかります。
僕がクリエイターを目指した20年前は、イラストやデザインをするならAdobe一択!でしたが、近年はAdobeソフトの代替になる優秀な後発ソフトも多数出てきています。
というわけで、今回はAdobeのPhotoshopやIllustratorの代わりになる代替ソフトを紹介していきたいと思います!
Photoshopの代替ソフト
① 「Affinity Photo」(写真の補正や現像/コラージュ等)
そして、Photoshopの代替アプリの代表格はこのAffinity Photoでしょう。
廉価アプリでCMYKに対応しているのはいまのところAffinityだけですし、インターフェースも他の廉価アプリよりもかなり完成度が高いです。
Photoshopと比較して動きが軽いのも良いし、iPad版の完成度も高いので、Phothop代替ソフトの最有力候補です。
近年は海外を中心にユーザーも増加して動画のチュートリアルも増えているので(英語コンテンツ中心ですが)、学習コストを低く抑えられるというメリットもあります。
- 価格がかなりお手頃(買い切り)
- 操作がPhotoshopにかなり似ている(Photoshop経験者は習得が簡単)
- 動作が軽快
- iPad版の完成度が高い
- チュートリアルコンテンツも充実(英語が多いが)
- リスト
② 「CLIP STUDIO|クリスタ」(漫画やイラストの制作)
Photoshopの本来(?)の使用目的である写真の補正や現像が目的の場合は👆で紹介したAffinity Photoがおすすめですが、漫画やイラストを描くことを目的とする場合はCLIP STUDIOという選択肢もあります。
漫画制作なら断然クリスタの方が向いているし、イラストもタッチによってはクリスタの方が描きやすいと思います(特に漫画っぽいイラストはクリスタ向き)。
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
- 買い切りではない(Starterなら無料で使用可)
- 料金体系が複雑で難解
Illustratorの代替ソフト→「Affinity Designer」
Adobe Illustratorの代替ソフトとして紹介したいのは、このAffinity Designerです。
Illustratorの代替アプリの代表格で、Illustratorの基本的な機能をカバーしてるだけでなく、Illustratorのファイル(ai形式)も開けて編集できます(←これはスゴい!)。
CMYKモードにも対応
そして何よりすごいのが、このAffinity DesignerにはCMYKモードが備わっていること。CMYKモードでの制作環境は印刷物のデザインには必須なので、このAffinity Designerは買いきりのグラフィックソフトの中では最もプロユースに近いと言えます。
ただし、現状では日本の印刷会社の多くがAffinityから直接書き出したPDFには対応していないので、印刷媒体を目的とした制作には向かないかもしれません(Affinity Designerで制作したイラスト等を画像として書き出して納品する分には問題ないので、印刷会社に直接入稿しないイラストレーターなどは問題ないと思います)。
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
InDesignの代替ソフト→「Affinity Publisher」
ページ物(雑誌や書籍や多頁の冊子等)の編集に欠かせないのがAdobe InDesignですが、このInDesignの代替ソフトもAffinityシリーズに存在します。その名もAffinity Publisher。
こちらのソフトもAdobeに遜色ないほど完成度が高く、特に海外で高評価されています。
Affinity Publisherは縦書きに対応していない…
ただ、このAffinity Publischerには日本人ユーザーには痛い欠点がひとつあります。
それは、縦書きに対応していないということ。
なので、縦書きレイアウトで本を作りたい方は、現状ではInDesign一択かもしれません。
例えば、漫画中心の書籍や雑誌等の場合、ページごとの内容をクリスタ等で作ってレイアウトソフトで配置する作業が中心になるケースが多いので、そういった場合はInDesignではなく、このAffinity Publisherでも十分かもしれません。目的に応じて判断しましょう。
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
- 買い切りではない(Starterなら無料で使用可)
- 料金体系が複雑で難解
Adobe XDの代替ソフト
Adobe XDはベクターベースのプロトタイピング作成ツール。UI/UXデザインに使います。
このAdobe XDの代替ソフトは⬇の二択です。
① Sketch(定番)
Adobe XDの代替アプリの代表格と言えば、Sketchです。
どんなことが出来るのかは、⬇こちらの動画を見ていただくとわかると思います。
UI/UXに特化しているソフトなので、動作も軽快で機能も必要十分。そしてユーザーも多いので使い方等の情報もネット上に多数出回っており、これだけでもかなりのアドバンテージがあります。
一方で、Sketchはバージョン39以降、最新の状態で使い続けるには79ドルで1年間のアップデートライセンス更新するスタイルになっています(つまり、完全な買い切りではありません)。
アップデートをせずに使い続ける分には初回の支払い(99ドル)の買い切りですが、仕事で使うとなると最新状態を維持する必要があるので、事実上年間79ドルのサブスクリプションという認識で良いかと思います。
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
② Figma(チーム制作向け)
少し前まではUIソフトと言えばSketch一強!という感じでしたが、ここ1〜2年ほどで急速に勢力を伸ばしているのがFigmaです。
僕の周囲のUI/UXデザイナーも、最近はSketchよりFigmaを使用している人のほうが多い印象です。
AppleCare+ for iPadの保証内容
- 過失による故障の修理費用を負担
- 基本保証を1年から2年に延長(月額契約では契約期間中)
- バッテリー保証
- ソフトウェアのサポート
- Magic KeybordやApple Pencilなども修理対応
- エクスプレス交換サービス
- 買い切りではない(Starterなら無料で使用可)
- 料金体系が複雑で難解
それでもAdobeが必要な人はデジハリを利用しよう
主だったAdobeCCの代替ソフトや類似ソフトを紹介してきましたが、スキル習得や仕事相手との互換性の事情でどうしてもAdobeソフトが必要という人もいると思います。
そんな方はデジハリを利用してAdobeCCを超オトクに契約する方法を活用するという裏技もあります。会社員でも公務員でも主婦でも(つまり現在学生ではない方でも)この方法を使えば通常よりはるかに安くAdobeCCを契約することができます。
⬇詳しくはこちらの記事をお読みください。
まとめ
以上、Adobeの代替ソフトの紹介でした!
プロを目指す人はAdobeが無難ですが、資金面の都合がある方や「まずは趣味で使いたい」という方には、こういった代替ソフトという選択肢も有効だと思います。デジハリを利用してAdobeCCを安く契約する方法と合わせて、自分に合った方法を見つけてくださいね🤓
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