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PhotoshopやIllustratorが高くて買えない人に贈る2つの代替策 〜その②〜 『代替アプリを使用する』【Affinity|CLIP STUDIO】

前回の記事では生活をデジタルハックして浮いたお金でAdobe CCを契約する方法を紹介しましたが、今回は発想を変えて“Adobe以外のソフトで代用する方法”を紹介してみたいと思います。

ちなみにIllustratorとPhotoshopの代替アプリを紹介しますが、前提として覚えておいてほしいのは、このふたつのアプリケーションは全く性格が違うものということです。Illustratorはベジェ曲線という特殊な機能でベクターデータという解像度に依存しない図形のようなグラフィックを作成するアプリケーションで、Photoshopはビットマップデータと言って、解像度という概念を持ち(写真の画像を拡大するとモザイクみたいにあなるのがビットマップです)、写真を加工するような感覚で絵を描けます。

僕がイラスト作成で使用しているのは90%がIllustratorなので、もし僕みたいなタッチでイラストを描きたい人はIllustrator(またはその代替アプリ)を利用すると良いと思います。一方で、僕のマンガはPhotoshopを使用して描いています(まあ、マンガを100%Photoshopで描く人はたぶん少なくて、たいていはCLIP STUDIOとかを使いますが)。

解決策 ②: 代替でAffinity Designer/Photoを使う

Illustratorの代わりになるアプリ『Affinity Designer』

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最近知った中で最もすごいと思ったのは、このAffinity Designerです。最近Illustratorの代替アプリとして評判みたいで、調べてみたところIllustratorの基本的な機能をカバーしてるだけでなく、Illustratorのファイル(ai形式)も開けて編集できてしまうとのこと。そして何よりすごいのが、このAffinity DesignerにはCMYKモードが備わっていること。廉価グラフィックソフトの中では、最もプロユースに近いと思います。

↓こちらの記事でIllustratorとの比較をしていますが、かなりいい感じだと思います。

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Affinity Designer
カテゴリ: グラフィック&デザイン
現在の価格: ¥4,800

Photoshopの代わりになるアプリ『Affinity Photo』

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ちょっと前まで、Photoshopの代替アプリの代表格はPixelmatorでしたが、Affinity Photoが出てしまったので、今や本命はこっちでしょう! 僕自身使ってないので、どこまでプロユースとして耐えられるか未知数ですが、とにかく廉価アプリでCMYKに対応しているのはいまのところAffinityだけですし、インターフェースも他の廉価アプリよりもかなり完成度が高い印象です。

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Affinity Photo
カテゴリ: 写真
現在の価格: ¥6,000

PixelmatorとかGimpとかSAIとかもありますが、Affinityと比べると「趣味でイラストを描く人用」の域を出ません。どうしてもAdobeに手が出ない人はAffinityにトライしてみるべきだと思います。まあ、そのくらいは英語学習だと思って乗り越えるか、どうしても無理な場合は金銭面で頑張ってAdobeにするか、という感じだと思います。特にAffinityは日本語版が無いだけでなく、リリースされて日も浅いので、マスターしてハウツーをブログ等でシェアしたらネタとしても美味しいと思うので(アクセス稼げたり、本が出せたりするかも)、そういう人がたくさん出てきて活性化したら面白いと思います。

チュートリアル本で確認してから導入しても良い

Affinityのチュートリアル(教則)本はAmazonUnlimitedで無料で読めます(アンリミ登録者のみ)。まずはこちらで内容を確認して、「自分にも使えそう」と思ったら買うのも良いと思います。

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タッチによってはPhotoshopの代替はCLIP STUDIOもアリ

最近は僕の周りでもAdobeソフトをほとんど使わずにCLIP STUDIO(クリスタ)だけで描くイラストレーターも増えました。

イラスト作成に限定して使用するなら、安い方のPROで充分なので(買い切りで¥7,121)、これもオススメです。

注意

ただしクリスタに関しては下記2点をご注意ください。

① 正式なCMYKをサポートしていないので、書き出したファイルを印刷用のCMYKデータに変換するには、やはりPhotoshop等のソフトがあったほうが良い。

② マンガ作成ソフトなので、Photoshopほど幅広いタッチに対応できないので、クリスタを使用して作画しているイラストレーターをwebでたくさん見て、自分の方向性と近いかどうか確認してから導入すると良い。

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まとめ

あくまでも代替であって、Adobe最強には変わりない

というわけで、Adobeに替わるアプリを紹介してみました。トータルで1万円ちょいで更新費用もかからずにグラフィックソフトを使えるAffinityは本当に魅力的だと思います。一方で、当面Adobe CCが業界のメインストリームであり、仕事で使う上で圧倒的なアドバンテージはあることも強調したく、そういう意味でも可能な限り前回の記事で紹介した方法でデジタルハックして節約してAdobe CCに投資してほしいと思っています。それだけAdobeのスキルは業界の共通言語でもあり、イラストに限らずAdobeのアプリを使えるスキルが高ければ、いろいろな仕事の可能性も広がるからです(たとえば、僕は今すぐにでもDTPのデザイナーとして復職できるレベルのIllustratorとPhotoshopとInDesignのスキルがあり、これだけで当面は失職の不安が全くありません)。そういった長期的な視点で見ると、本気で取り組む気さえあればAdobe CCは決して高い投資では無いはずなのです(と言いつつ、僕はパッケージ版のAdobe CS6を今でも使ってますが…)

大事なのはITリテラシー

2回に分けてAdobeアプリの金額的ハードルに対するソリューションを書いてきましたが、全体を通して大事なのはITを使っての問題処理能力だと思います。つまり、たとえば「Adobe製品のソフトは高い」という問題に直面した時に、ネットを使って情報を集めることができる情報収集スキルや、それらを読んで理解するためのITリテラシーで、フリーランサーとして仕事をしていく上で、限られたリソース(時間・お金・コネクション)を最大限に活用して可能性を拡げていくためには、ただ“絵を描ける”とか“文章が書ける”というような単純スキルではなく、それらとITスキルを掛け合わせていく必要があるのです。特にイラストレーター志望者はこういうITリテラシー的な部分が弱い人が多い印象なのですが、どれだけ絵がうまくてもITスキルを駆使して情報の収集や発信をできない人はフリーとして稼ぐのは難しい時代なので(よっぽどのコネがあれば別ですが)、その点も画力向上と同じくらい重要視するべきだと思っています。

また、この辺のソリューションを見つけたらシェアしたいと思います。

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