マンガ版『僕の半生』|第13話|高校編 -7 ぜんぶ俺のせい

 マンガ版『僕の半生』|第13話|高校編 -7  ぜんぶ俺のせい マンガ マンガ版『僕の半生』

マンガ版『僕の半生』|第14話|高校編-8つづく


目次

あとがき

前話からの続きです。

高校1年生の1学期半ば、さっそくいじめ(シカト)に遭った僕でしたが、ふと気付いたことがありました。

それは、幼稚園から高校に至るまで一貫していじめられてきた…ということ。「イジメ被害に遭ったことがある」という人はそれなりにいると思いますが、幼稚園から高校まですべての場所でイジメに遭った人は少ないのではないでしょうか。

そして、「こうも続くのは偶然ではなく、原因は自分にあるんだろうな」と確信してしまい、なんだか可笑しくなって笑いました。

笑っちゃう心情を説明するのは難しいですけど、とにかく幼少期から「クラスの友達と仲良くしたい!」と強く思って自分なりに努力し続けているのに、10年以上も失敗し続けてるって、なんか我ながらおかしいなー…みたいな感じです。

こういうのって、友達に好かれるのも嫌われるのも一種の才能のようなものだと思うのです。音楽とか絵とかスポーツと同じで、「偶然同じクラスになった数十人の同世代の人と上手くつき合うこと」が上手い人と下手な人がいて、僕はたまたまものすごくヘタだっただけなのです。

なので、「ぜんぶ俺のせい」というのは、自分を責めてるのでもなければ、卑下しているのでもなく、「ファミコンさえあれば」とか「あいつさえいなければ…」と何か(誰か)のせいだと考えてきたけど、そうではなくて自分自身の個性によるものだったのだと気づくことで気が楽になった時に自然に思ったことなのです。

だからといってシカトはどうかと思う

というわけで、「自分は空気読めないんだな」とか「自分は不特定多数の同世代の人たちと仲良くする(仲良くしてもらう)才能が無いんだな」と気づいたわけですが、だからと言って、やはりクラスじゅうでシカトするのは、あまりにも陰険すぎです。

イラついたりムカついたら、ハッキリ指摘するなりケンカするなりすれば良いわけですから。そうやって誠実に向き合ってくれたらこちらも敬意を持てますが、シカトする連中は自分たちでそのレベルの低さを証明しているようなものなので、悩む時間ももったいないし、こちらが折れたり努力してまで仲良くしてほしいとは、もはや思えませんでした。

まとめ

というわけで、高校1年の時に経験したイジメ被害(シカト)の話でした。

3話目くらいからずーっと続いてきたイジメの話は、(たぶん)今回で終わりです。次回以降徐々に違うトピックに移っていくと思います。と言っても、まだまだ僕のついてない10代は続くのですが…(笑)。

おたのしみに!

マンガ版『僕の半生』|第14話|高校編-8つづく


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次