昨日はベルリンにある建設中の「Factory」という建物の見学(と言っても外から眺めただけ…)に行ってきました。Factoryとは、近年高まりつつあるベルリンのヨーロッパにおけるITブームのハブとしての役割をより強化すべく、投資家と不動産会社が出資して作っている”Geeks in residence”的な施設で、昨年Googleがここに€1million(約1億円)の投資をすると発表し、話題になりました。すでにベルリンはITスタートアップが盛んで、アメリカのSilicon valley出身の起業家たちによってSilicon Alleeというコミュニティも作られていたりと活気づいています。僕がベルリンに来た最も大きな理由のひとつも、このITシーンの活気なのです。
完成すると多くのスタートアップやTech系ベンチャーが入る予定で、そのひとつのmozilla(Firefoxというブラウザを作っている会社)の巨大な広告が建設中のFactoryの壁に貼ってあり、それだけで興奮しました。すでに周辺の洒落たアパートにGeekたちが住んで、日々開発をしているようで、そういう環境を目の当たりにできただけでも仕事のモチベーションが上がります。ゆくゆくはベルリンのスタートアップたちと関わって仕事をして行きたいと思っています。
日本ではIT系の産業はまだ軽視されていますが、諸外国では(facebookやGoogleを見ても分かる通り)すでに巨大な産業であり、多くの可能性がある最も重要な分野だと思うので、日本の若い人は英語やプログラミングやデザインなどを学んで、どんどん海外のIT企業で活躍してほしいと願っています。
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