マンガ版『僕の半生』|第8話|高校編 -2 実録!これが柔道部員の一日だ!①

ベルリン在住イラストレーター高田ゲンキの半生記漫画『マンガ版 僕の半生』

マンガ版『僕の半生』⑨|高校編-3
実録!これが柔道部員の一日だ!②につづく


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あとがき

前話で書いたとおり、何を思ったか柔道部に入部してしまった僕ですが、実際の柔道部ライフはマンガで読んだりして想像していたものと全然違っていました。一般的に物事は期待通りになることの方が少ないワケですし、マンガで抱いていたイメージと現実が異なることはよくあることですが(恋愛とか大学生活とか…)、それにしてもここで僕が経験した現実は当時の僕にとってあまりにも不条理で非合理的で理解しがたいものでした。もちろん同じ体育会系とは言え他の運動部や他の学校の柔道部はまだマシだったかもしれません。しかし、とにかくここで経験した“理解に苦しむ不条理さ”が僕の“体育会系嫌い”を決定づけ、その後の人生にも大きな影響(結果的には良い意味での影響)を与えたことは間違いないので、この経験をマンガにしてみることにしました。
その不条理さや非合理性を理解してもらうには、僕の当時の生活を時系列で追うのが良いと思って「実録!これが柔道部員の一日だ!」と銘打ってお送りすることにしました。まずは起床から昼休みまでの半日分です。

① 起床

朝5時半起き。めちゃくちゃ早いです。まあ、このくらいの時間に起きて出勤する人も多いでしょうけど、働きに出るならまだしも、僕の場合はあまり意味の無い「朝練」のための早起きなのでモチベーションも上がりません(朝練の無意味さは3コマ目で説明します)。

しかも、これは次の回で描くと思いますが、午後練も夜までやるので帰宅時間も遅く、帰宅してから食事して風呂に入って、授業の予習復習や翌日のしたくもしてから就寝するので、あまり睡眠時間が取れないのです。強い身体を作りたくて運動部に入部したのに睡眠時間も削られる状態だったので、15歳なりに「このままでは身体を壊してしまうんじゃないか」と不安になったものでした。

② 通学

これは僕が志望校に落ちたせいで柔道部が悪いわけではないんですけど、マンガ『柔道部物語』で主人公の三五一五(さんごじゅうご)君が自転車で通学して体力作りをするシーンがあって、僕はそれに漠然と憧れていたのです。しかし、僕が入った私立の高校は何と自転車通学が禁止で電車通学以外の選択肢は無く、これは非常に不本意でした。自宅から遠いとは言え、自転車通学さえ認めてくれれば片道20kmの距離を自転車で通学してたと思います。事実、高校生活において、しばしば僕は“隠れ自転車通学”をしました。学校には駐輪場がなかったので、学校から近かった(しかし通学路からは離れていて通勤の先生にも見つからない)小田原城址公園の駐輪場に自転車を置いて、駐輪場で制服に着替えて登校したものです。僕はこういうスリリングな校則違反(今風に言うと「ハッキング」)が好きな子どもでした。

↓『柔道部物語』は今読んでも面白いマンガです。

③ 朝練

最初は「朝練のために毎朝7時に道場集合!」と先輩に言われて「すごいやる気満々の部活だ!」と喜んだものでしたが、いざ始めてみたら「朝練」というのは名ばかりで、やれ“挨拶の練習”とか“道場のそうじ”とか“先輩の肩もみ”とか、どこまでも無意味な作業をさせられるのです。たぶん、先輩部員からすると“徹底的に上下関係を染み込ませる”という重要な意味を感じていたのかもしれませんが、「無駄無く効率的に稽古とトレーニングをして強くなりたい」と考えていた僕からすると、これがあまりにもバカバカしすぎて先輩部員を全く尊敬できなくなって不信感ばかりが募り、僕の早期退部の決定打になりました。

④ 昼休み

ある意味これが最もイヤな時間だったんですけど、なぜか昼休みまで部室に行かなくてはいけないんです。それで、部室とか道場でみんなで弁当を食べるんですけど、一年生は先輩部員の使いパシリで購買の弁当とかパンとかデザートを買ってこなくはいけないのです。その無意味さももちろん腹が立ちましたが、無駄な早起きで眠くてしかたないので「昼休みくらい教室で寝かせてくれ!」と思ったものでした。

まとめ

以上、まずは半日分の「柔道部ライフ」をお送りしました。いかがでしたか?笑

ここに出てくる「先輩部員」ってだいたい2年生だったんですけど、彼らもつい2ヶ月くらい前までは1年生だったわけで、同じようなことをされてきたんですよね。だからこそ、非常に自然にこの不条理な上下関係を強制してきたんだと思うんですけど、僕が当時思ったのは「これを1年経験して2年になったら、俺も同じことを後輩にできるんだろうか? いや、どう考えてもできる気がしない(しても楽しくない)。でも、もしここの空気に染まってしまって自分の意思に反してそんな先輩になってしまったら、むしろそれは一番ダサいな…」ってことです。

ではでは、次回は「柔道部員の一日」の後半編をお送りしたいと思います!


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