ベルリンでインターン中のスーパー大学生、 高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(前編)【海外インターン|企業|フリーランス】


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Goodpatchに来た経緯

“偶然Twitterで「ベルリンにGoodpatchのオフィスがオープンした」っていうニュースを見つけて、「これだ!!」って思った”

ゲンキ: Goodpatchにはどういう経緯で?

かずき: 留学プログラムの僕の計画の中で「世界中のいろんな国でインターンをする」っていうテーマがあって、当然ヨーロッパもその中に入ってたわけですけど、アメリカ滞在中に次の(ヨーロッパの)インターン先を探そうと思ってたんですけど、なかなか決まらなくて…。僕はそういう点でものすごく楽観的な人間で時々周りに迷惑かけちゃうレベルなんですけど(笑)、まあ今回もそんな感じでギリギリまで決まらなかったんです。ヨーロッパと言えば、ベルリンとロンドンがスタートアップで有名なので、それぞれのけっこうな数のスタートアップにインターンのオファーをしたんですけど、なかなか良い反応を得られなくて「いよいよ困ったな…」って思った矢先に、偶然Twitterで「ベルリンにGoodpatchのオフィスがオープンした」っていうニュースを見つけて、「これだ!!」って思って連絡してOKをいただけた…っていう流れだったんですよ。

ゲンキ: そのタイミングでたまたまってスゴいですよね! でも、かずきさんはけっこう日常的にTwitter使ってますよね? そういう情報収集も良かったんでしょうね。

かずき: はい、土屋さん(GoodpatchのCEO)を含め、IT系の人はかなりフォローしているんですけど、あのタイミング(2015年5月)ってタイムラインでかなりGoodpatchベルリンオフィスのことが話題になってましたね。まあ、まさかその情報がそのままインターン先に結びつくとは最初思いませんでしたけど。

ゲンキ: じゃあ、Goodpatchのベルリンオフィスにインターンが決まったあとは、カリフォルニアからベルリンに直接来たんですか?

かずき: いえ。カリフォルニアでのインターン後は、観光を含めラスベガスに行って、ネットワーキングのためにニューヨークにも行って、そこでスタートアップの人たちに会って、ヨーロッパ入りしてからはロンドンとパリで観光をしてからベルリンに来ました。

ゲンキ: 良いルートですね!

Goodpatchの印象

ゲンキ: Goodpatchの印象はどうですか?

かずき: 僕は渋谷のGoodpatch東京オフィス(本社)には行ったこと無いんですけど、それでも遠隔でSlackとかのやり取りで感じる限りにおいては、良い意味で非常にカジュアルで、仕事がしやすいです。

ゲンキ: ああ、たしかにもし大学生がいきなり日系の大企業にインターン…みたいになったら、いろいろルールが違いすぎて息苦しさを感じるかもしれないけど、Goodpatchはそういう堅苦しさが無い会社だし、社長の土屋さん含め全体に年齢層が若いからコミュニケーションが取りやすいっていうのはありそうですね。

かずき: あと、僕もチームメンバーのひとりとして、Goodpatch内でブログ書かせてもらったり、メールアドレスを支給してもらえたり、ウェブサイトに載せる顔写真撮ってもらえたりして、そういうのを通して、インターン生なのにすごいチームにコミットさせてもらえてるな!って実感できる部分もありますね。

“ボリスは師匠です!”

ゲンキ: ボリス(ベルリンオフィスのマネージャー)は恐くないですか?(笑)

かずき: ボリスは師匠です!!(断言)

ゲンキ: え?そうなんだ!何の!?(笑)

かずき: いや〜、僕ずっと師匠を探してたんですよ、人生の。で、彼は本当に尊敬できる!って思って、僕は師匠だと思ってるんです。

ゲンキ: でも、彼は開発者ではないから、スキルの部分でのリスペクトではないですよね?

かずき: そうですね。でも人間性は豊かだし、頭もすごい良いし、経験値もすごいし、日本での仕事経験もあるから日本人のメンタリティも理解して、僕のことも非常に分かってくれるんです。しかも、すごいユーモアもあるし、気もつかえるし、コミュニケーション能力も非常に高い。すべてにバランスが良いんですよね。

ゲンキ: ああ、そういう意味では僕もボリスとは多少つき合いがあるので分かる気がします。それにしても、ベルリンに来てそういう出会いがあったというのは何より良かったかもしれませんね。

しかし、ボリスへのリスペクトはかなりのものですね。

かずき: はい、それはもう。「今一番尊敬してる人は?」って聞かれたら、迷い無く「ボリス」って答えます。

ゲンキ: ジョブスでもザッカーバーグでもなく?

かずき: はい、ボリスです! 実は今までボリスみたいに経験も豊富で仕事上のポジションも高いディレクターレベルの人と朝から晩までずっと一緒にいる経験って、そんなに無かったんですよ。でも、ベルリンに来てからは一日ボリスと一緒で住んでるアパートも一緒なので、すごい勉強させてもらってるんです。 以前から先輩とかから「メンターを見つけると良いよ」って言われてたんですけどトータルに尊敬できる人になかなか出会えなくて、将来的なことをオープンに相談できる人もあんまりいなかったんですよ。そういう意味でも今はボリスが一番身近にいて、たくさん的確なアドバイスしてくれるので「良いメンターに出会えた!」って思ってます。

 ベルリンでインターン中のスーパー大学生、  高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(前編)【海外インターン|企業|フリーランス】 インタビュー

ボリスと

土屋尚史社長について

ゲンキ: 東京の土屋さんともけっこうやり取りする機会はあるんですか?

かずき: いえ、今のところそれほど多くないんです。でも、先日Skypeでミーティングした際には「今度東京のオフィスにも是非おいで」って言ってもらえて嬉しかったです。あと、ボリスが言ってたんですけど、ボリス自身が土屋さんの人柄や思想や仕事のしかたにすごい影響を受けて、「自分も同じようにやりたい」って思った結果、今のスタイルがあるらしいんです。そういう意味では師匠の師匠なので、やっぱりスゴいな…って思います。

ゲンキ: 土屋さんアツい男ですよね。僕も大好きです。 

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