ベルリンでインターン中のスーパー大学生、 高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(前編)【海外インターン|企業|フリーランス】


目次

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ベルリンの印象

“ベルリン、すごい好きです! 特に自由な空気が良いですね”

ゲンキ: ベルリンの印象ってどうですか? オフィスもアパートもベルリンの中心のかなり良い場所ですよね?

かずき: ベルリン、すごい好きです! 特に自由な空気が良いですね。あと物価は安いし、街並もおしゃれだし…、まあアパートとオフィスの立地のおかげもあって、中心地以外はあまり行ってないからかもしれないけど(笑)、でもホントにご飯もおいしいし、英語も普通に通じるし…、文句無しです!

カリフォルニアにも好きでしたけど、あそこは生活に車が必要なんです。その点ベルリンは電車とかトラムとかバスとかの交通インフラが整ってるので、そういうのを使って行きたいところに行けるのが良い。

 ベルリンでインターン中のスーパー大学生、  高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(前編)【海外インターン|企業|フリーランス】 インタビュー

ベルリン・ミッテ地区にて

Factoryベルリンのハッカソンについて

“デベロッパーは(ハッカソンで)チームに入れてもらいやすいので楽でした”

ゲンキ: Factoryベルリンハッカソンに出てましたよね? 僕、あそこで初めてかずきさんに会ったと思うんだけど。僕、日本の大学生が海外のハッカソンに参加して、プレゼンとかも堂々と英語でしてて…って、なかなか見れない光景だと思うので、軽く感動したんです。あれってどういう経緯で参加したんですか?

 ベルリンでインターン中のスーパー大学生、  高橋かずきさんにいろいろ聞いてみた(前編)【海外インターン|企業|フリーランス】 インタビュー

ハッカソンイベントでプレゼンテーションをするかずきさん

かずき: ハッカソンはアメリカでも出たんですけど、このインターンの旅では、仕事だけじゃなくてハッカソンとかミートアップとかにも積極的に参加して行こうって決めてたんです。で、ベルリンのハッカソンはアダム(Goodpatchのデザイナー)が教えてくれて知ったんですけど、アダムは既に参加するチームが決まってたので、僕は個人で参加しました。それでハッカソン開始の時点でその場に集まってる大勢の人の中からランダムに一緒にチームを組めそうな人を探すんですよ。

ゲンキ: え! そうなんだ! じゃあかずきさんのチームはあの日(正確にはハッカソンは30時間耐久なので、前日)に初対面の人たちと組んだってこと?

かずき: そうですそうです(笑) で、さすがに僕も知らない人たちとチームを組めるのかどうか少しだけ不安だったんですけど、最初にメンバーを探してチームを組む段階ではデベロッパーはチームに入れてもらいやすいので楽でした。

ゲンキ: ああ、そういうことだったんだ。僕ら一般客は、当日ハッカソンが終わりかけたところでやっと入場できて、プレゼンテーションと表彰式しか見てないので、その辺の事情が全然分からなかったんですよ。しかしそうやってランダムにチームを探すときに、デベロッパーだとチームに入るのがラク…っていうのは、実社会の縮図っていうか、完全に共通していて面白いですね。(バンドやる時にベースとドラムは需要があるのとちょっと似てる)

かずき: はい。とにかく非常に良い経験でしたけど、開発より何より何十時間も英語でコミュニケーションを取り続けるのは、やっぱりかなりたいへんでした。普段、Goodpatchでも全部英語でコミュニケーションしてますけど、チームなので全部言葉にしなくても分かるし。逆にすごい鍛えられましたけどね(笑)

ベルリンに来る前のカリフォルニアでのインターンについて

ゲンキ: ベルリンの前にインターンをしていたカリフォルニアでの話を聞かせてください。

かずき: はい。カリフォルニアのシリコンバレーで日本のスタートアップのLogbarという日系のスタートアップ(本社は東京)でインターンをしてました。業務内容としては現地のWebマーケティングとかしてたんですけど、具体的にはWebサイトとかフライヤーとか動画とかアプリのアニメーションを作ったりとか…、そういうクリエイティブ系の仕事が中心でした。いろいろ持っているスキルが活かせて楽しかったですけど、Webマーケティングは初めての経験だったので、それもとても良い勉強になりました。

ゲンキ: 幅広いスキルを持ってますよね! ちょっと具体的にできることを簡単に教えてもらえますか?

かずき: クリエイティブ系だと、動画編集は Final Cut ProとかAdobe Premiere、フライヤー作製とかはAdobe IllustratorとかSketchとか、あとはHTML、CSS、PHP等のWebの知識とか基本的なプログラミングのコーディングスキル程度はあります。

ゲンキ: なるほど〜…。ちょっとその辺あとでまた詳しく聞かせてください。 Logbarの環境はどうでしたか?

かずき: Logbarは現地の社員さんは少なかったんですけど、会社が入っているPnP(Plug and Play)っていういろんな会社が入ってるインキュベーションセンターの中にオフィスがあったので、いろいろと関わりが持てたりして刺激的でした。

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Plug and Play(かずきさんのブログより)

“シングルタスクのウェアラブルは、これから需要が伸びると思ってます”

ゲンキ: PnPってChatWorkのオフィスもあるんですよね。ChatWorkでのインターンとか考えなかったんですか?

かずき: 実際、ChatWorkでインターンをしていた先輩も同時期にいたりして面白そうだとは思ったんですけど、僕はウェアラブルとかハードウェアに興味があったのでLogbarのインターンを志望したんですよ。大学の研究室でもウェアラブルの研究もしているので。

ゲンキ: では、ウェアラブルを研究しているかずきさんから見て、今後伸びそうなウェアラブルデバイスって何ですかね?

かずき: 個人的に注目しているのは、万人に使われることを目的にしているデバイスではなくて、特定の目的に特化したものですね。例えば、“Fitbit”っていうフィットネス系スマートウォッチとか、医療の現場で手術の時専用のGoogle Glassみたいなウェアラブルとか…、日本の例だとメガネメーカーのJINSが作ったJINS MEME(ミーム)とか、どちらかと言えば“シングルタスクのウェアラブル”は、これから需要が伸びると思ってます。

次ページ: どのようにスキルを身につけましたか?

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