ロンドン旅行 ⑤(2014年8月25日)

ロンドン5日目。昼過ぎ発の飛行機でベルリンに戻るのですが、ルートン空港は市街地から遠いので午前中も観光する時間はなく、ほぼ移動日です。

スタバで朝食

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この日、今回の旅行で初めて雨が降りました。我々はホテルをチェックアウトして、近くのスタバで朝食。雨のロンドンを眺めながら飲むコーヒーも旅の締めくくりとしては悪くありませんでした。

Marble Archからバスでルートン空港へ

Tottenham Court RoadからMarble Archまで地下鉄(Central)で移動し、バスを待ってルートン空港へ。

この日のイギリスが祝日だったせいか道が空いていて、ルートンへは1時間半ほどで到着し(行きは2時間半くらいかかった)、余裕を持って荷物を預けたりランチをしたりしてから搭乗しました。

ちなみに、空港周辺が大雨だったり自分がちょっと疲れていたりで、この日は全然写真撮っていませんでした。

無事、ベルリン帰還

特に問題もなく、夕方にはベルリンへ。フライトも1時間半ほどで、時差も1時間なので、移動した実感すらあまりありません。ただ、ロンドンとベルリンとは、想像以上に全然違う街で、短時間に移動すると、その違いをより強く実感することができました。

ロンドン所感

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今回の旅行で全体を通して感じたロンドンの印象は「20世紀的資本主義の街」でした。ビルが建ち並び、スーツを着たビジネスマンたちが忙しげに行き来し、中心地はこぎれいできらびやかでリッチでゴージャスでした。

仕事柄、広告や出版物のデザインやイラストレーションを無意識にチェックしてしまうのですが、その点に関しては本当にロンドンはレベルが高く、やはり資本が集まるところには良い人材が集まって、正当な対価を得てしかるべき時間をかけてデザインやイラストに向かい合える環境が作られるものなのだと感心しました。その洗練されたハイレベルなデザインの中には、どこか20世紀以前から脈々と受け継がれている伝統や権威の要素も強く感じられました(この辺のデザイン論はまた別の機会に書きたいと思いますが)。なので、そのような伝統的な要素が好きな人には、たまらないデザインに溢れた街だと思います(その点に関しては、僕自身は関心が薄いのですが)。

僕としては、最近ちょっとベルリンに馴染んでのんびり感覚になりかけていたところに、突然ロンドンの資本主義的な刺激的な空気に触れ、創作や仕事のモチベーションが急上昇したので、今回の旅行はそれだけでも行った甲斐がありました。

ロンドンの物価について

ロンドンは資本主義的に(特に金融面で)活気のある街なので、その分物価は高く、旅行前に一番気になっていたのも、その点でした。

何しろ、今年の調査で世界一物価が高い街は、他ならぬロンドンだったからです。

参考リンク→ The 20 most expensive cities in the world 2014: in pics – Telegraph

ただ、実際に行ってみて感じたことは、たしかに物価は高いのですが、予想ほどではなく、少なくとも旅行者にとっては「世界一高価な街」では無いのではないかということです。

たとえば、割と庶民的なスーパーに行くと、水も食料も比較的安価で買えますし、外食も安くはないけど、高級なレストランなどに行かなければ、カフェなどでそれなりにリーズナブルに楽しめました。

旅行者にとって高いのは何と言っても北欧で、昨秋に行ったストックホルムでは、「コンビニで500mlのペットボトルの水を3本買ったら1,000円」とか「ファストフードのハンバーガーセット(一番ノーマルなヤツ)を3つ頼んだら5,000円」とか、そういうレベルで、1ヶ月もここで暮らしたら破産するんじゃないか!?と思うほどでした。それに比べるとロンドンは親切な価格で(水も750mlで1ポンド=172円とか、日本と同じくらいの感覚)、旅行者は買うものさえ選べばそこまで出費をしなくても済むと思います。

やっぱベルリンが好き

で、帰ってきた感想ですが、やっぱり住む場所としてはベルリンが一番だね!と思いました(これはバルセロナの時も感じたことですが…)。 もう、空港について黄色いバスに乗ると、ホッとしてお腹が空いちゃうくらいリラックスできる街なのです。

ベルリンの何が良いかと言うと、物価が安くて(近年上昇していますが、まだまだロンドンやパリなど欧州の他の大都市と比べると安い)、食べ物がおいしくて、空気がきれいで時間の流れがのんびりしているところ(スーツを着ているビジネスマンはほとんど見かけません)。

8-27-DSC02418↑ドイツ帰国翌日に行った、ベルリン・ヴィンターフェルト広場の市場。超のんびりしてました。

そして、20世紀に数奇な歴史に翻弄されたせいで、先進国の首都の割には資本主義的発展が乏しく、そのせいで物価が安いこともあって、21世紀に入ってからアーティストが世界中から集まったり、ここ数年はヨーロッパ中からスタートアップや開発者たちが集まるなど、20世紀的なキャピタリズムとは一線を画した、ある意味で21世紀的な発展を遂げつつある街である点もベルリンも大きな魅力であり、僕が最も魅せられている点なのです。

欧州を旅行される際は、そんな観点で2都市を巡って「ロンドンで刺激を受けて、ベルリンでのんびり(まあベルリンにも刺激はいろいろあるんだけど)…」というプランとか、良いかもしれません。

というわけで(なぜかベルリン推しで締めになってしまいますが)日本人旅行者にはベルリンより断然ロンドンが人気らしいですが(ベルリンは直行便が無いのも原因ですが)、ベルリンも良いところなので、是非欧州旅行の際はお出かけください。

【↓その際は是非「ベルリンガイドブック」をお供に! イチオシのベルリン観光書です】

1 Comment

KALEVA

写真からめっちゃ雰囲気伝わってきます。
ロンドン市内でゲンキさんの回った所、以前働いてたレストラン近辺ばかりで懐かしいというか旅行でまた戻りたくなりました。

この記事を読み終わったら逆にベルリンに興味が湧くのは不思議ですね。
ゲンキさんの漫画もちろん大好きですけどこういう旅行ブログもすごい面白いです。

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