Genki Wi-Fi

フリーランス イラストレーター高田ゲンキの情報発信ブログ、『Genki Wi-Fi(ゲンキ・ワイファイ)』。

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イラストレーターのMac環境(メインマシン編)

      2015/09/29

 - イラストレーション, Macintosh, イラストの描きかた    -

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mac_home-home-01 このエントリーでは、自称Macマニアの僕が、自分のイラスト制作を最大限効率化するために試行錯誤した後に行き着いたハードウェア環境を紹介したいと思います(ソフトウェアについてはコチラ)。特に、僕のようなタイプのイラストを描いている人や目指している人には参考になると思います。ただ、ある意味で全ての記事に共通することではありますが、「イラストレーターの仕事をするならこの環境がベスト!」と言いたいわけではなく、あくまで僕の場合のひとつのサンプルとして参考にしていただくことを前提に書きます。

ちなみに、他エントリーでも書いていますが、僕の制作環境はいわゆる「フルデジタル」で、紙や鉛筆を含む一切のアナログ画材を使いません。なぜ、このようなスタイルに帰結したかについては、改めて別エントリーで書きたいと思いますが、そういう意味では、イラストのスタイルが似ている人だけでなく、効率化等を目的として「もっとデジタル化したい」と思っている人、またイラストレーターだけでなく、DTPやグラフィック要素の多いwebを扱うデザイナーの人にも参考になるのではないかと思います。

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メインマシンはMacBook Pro 17″

mac_home-01メインマシンはMacBook Pro 17インチ(early 2011)を使用しています(購入時のブログはコチラ)。ただ、購入時の仕様のままだとメインマシンとしては非力すぎるので、少々カスタマイズしています。大きなカスタマイズとしては下記2点。

  1. HDDをSSDに換装
  2. メモリを8GBから16GBに増設

まずSSDですが、これは僕にとっては必須のカスタマイズで、HDDとSSDとでは制作のスピードが体感で倍以上違うほどです。ちょっとした雑務も格段にスピーディに処理できるし、システムにキャッシュが溜まって動きが鈍くなった際には気楽に再起動もできます(起動にかかる時間は15〜20秒ほど)。もし、古いHDD搭載のMacを使っていてパワー不足を感じ、「そろそろ新しいMacを買おうか」と思っている人は、是非一度起動ディスクをSSDに換えてみることをおすすめします。それだけで、もしかしたらあと2年くらいは現役最前線のMacに大変身するかもしれません(SSDだけなら、投資費用としては2万円以下です)。ただ、SSDはその速さと引き換えにデメリット(この点については続編の「周辺機器編」で書きます)もあるので、その点を踏まえた上で使用する必要があります。

使用しているSSDはこちら。

MacBook Pro 17″(early 2011)は、当初SSDとの相性が悪かったので、換装しても認識されないケースが多数報告されており、実は僕自身も過去に失敗談があるのですが、ずいぶん前にファームウェアのアップデートがされて以降は問題が解消され(それでも個体差で問題が生じる場合がある…という噂もありますが)、僕の場合、このSSDは認識して正常に動作しています。

また、メモリ増設はSSD換装ほどの体感速度の差はもたらしませんが、イラスト制作等グラフィック系の制作をする上では16GBはあった方が余裕を持った作業ができます。

この手のカスタマイズはアップル保証対象外ですので、自己責任で行ってください。修理等に出す場合は、元のHDDやメモリに戻してからメーカーに出せば問題無く保証適用されるはずです。

ちなみに現行のMacBook Pro(Retina/15inch/16GBメモリ)は、僕の上記のカスタマイズを施した僕のMacBook Proより速いので、メインマシンとして充分だと言えます。というわけで、もし何らかの事情で、今すぐメインマシンを買い替えるとしたら、僕は間違いなくこのMacを買います↓。

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外部ディスプレイを使用してデスクトップ機同等の環境に

mac_home-05上記のカスタマイズで、iMacや旧Mac Pro等のデスクトップ機を上回るスペックになったMacBook Proですが、17インチモデルとは言えラップトップ型の宿命であるモニタの小ささは否めず、その視覚的なディスアドバンテージは作業効率に直接影響を与えます。そこで、僕はThunderboltで24インチの外部ディスプレイに接続して、そちらをメインモニタとして使って作業をしています(外部ディスプレイをメインモニタとして使用する際の設定についての記事を書きました!→コチラ)。こうすることで、僕の作業環境はデスクトップ機を使用した際と同等か、デュアルモニタになる分、むしろデスクトップ機以上の環境になったと言えます。特に、僕が使用しているEIZOのディスプレイは、モニタ自体の高さをかなり広範囲で調整できるため、自分の好みの高さに合わせることができ、iMac等の固定型に比べると非常に快適で気に入っています。

いろいろ検討して上記の「EIZO FlexScan 24インチカラー液晶モニター」を使っていますが、大きさ的には23インチでも充分だと思っています。ただ、僕の場合は、ペンタブレットとモニタの縦横比を合わせたいので、同等比率の24インチモデルを選びました。Macとモニタの接続には、こちらのケーブルを使用しています。

なお、一般的に、こういった大画面のディスプレイはクリエイターが使うもの、と認識される傾向がありますが、文字を扱う人にもその効果は非常に大きく、例えば、MacBook Airユーザーでライター/翻訳家をしている友人が、最近同機種の23インチディスプレイを導入したところ、それまでの比にならないほど生産性が向上した上に目の疲れも軽減した、と感動していました。なので、現在ラップトップ中心で作業していて、今後生産性を上げたいと考えている、ライター、ブロガー、翻訳家、作家等(あるいは、事務職一般)の人にも、この外部ディスプレイ導入は非常に効果があると思います。特に、このEIZO FlexScanシリーズは、目が疲れにくい液晶として定評があり、同時に省エネへの配慮も素晴らしいので、ヘビーユーザー向けです。数年前は、同スペックのものが20万円近くしたものですが、今では本当にリーズナブルな投資で良い環境が手に入るのです。

そういうわけで、例えばもし、既にMacBook Air(もしくはPro)を持っている人が、「ディスプレイが小さいから、自宅用にiMacを買おうか…」と検討しているなら、僕はむしろ、半額ほどの出費でディスプレイ(+キーボードとマウス)を買った方が良いのでは?と提案すると思います。

マウスとキーボードはApple製を使用

Print外部ディスプレイを使うと、当然ラップトップ自体のキーボードやトラックパッドは使用できないので、別途キーボードとマウス(あるいはBluetooth の トラックパッド)が必要になります。僕の場合は、Appleのワイヤレスキーボード(ドイツ語配列)とMagicマウスを使用しています。どちらも非常に満足してますが、ワイヤレスキーボードはテンキーが付いておらず、数字を多く使う時は不便を感じるので、必要に応じて(確定申告の時期など・笑)、サードパーティーのUSBテンキーを挿して使っています。

周辺機器編に続く

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