4日目。午前中ゆっくり寝て、目覚めてカーテンを開けると、やはり快晴。それにしてもバルセロナの空は青いです。
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ボルン地区
僕は、このエリアの情報を高城剛さんの発信で知りましたが、高城氏自身も2009年にはこのボルン地区に住んでいたそうで、今でも長期滞在の際の拠点にしているそうです。
● 目抜き通りを歩いていくと、El Born Centre Culturalというひときわ大きな施設が目に入り、マーケットかと思って中に入ってみると、なんとそこは巨大な遺跡が保存されて、誰でも自由に見学ができるスペースでした。
「1920年から1971年までの間、バルセロナの中央市場として利用されていました。長いこと閉鎖されていた建物は修復を経て図書館になる予定でしたが、採掘中に大規模な遺跡が発見されて、市民が見学できるカルチャースペースとしてオープンすること至ったのです。」
とのこと。毎度のことながら、ヨーロッパのこうした古いものを残していこうと努める姿勢には感動しますし、その残し方もなんとも洗練されていて、歴史に関心の無い人でもついつい引き込まれてしまいそうです。 ●
【2018年12月・追記】Mercat Princesaは残念ながら営業終了したそうです。ご注意ください。
この辺りで既に夕方近くなっていたので、別行動を取っていた友人たちと連絡を取り合い、グエル公園で待ち合わせることにして、地下鉄に乗って移動。
グエル公園へのアクセス
地下鉄L4のJoanic駅から116番バスでグエル公園の正門前まで行けるので、バスの発車時刻まで、バス停前のローカルなカフェでエスプレッソを飲みながら時間つぶし。今回の旅では色んなところでコーヒーやエスプレッソを飲みましたが、総じてバルセロナのコーヒーはおいしかったです。
Joanic駅周辺には、バス停がいくつかありますが、116番バスの乗り場はここです⬇ https://goo.gl/maps/73Trf
ストリートビューで見ると、ちょうどバスが停まっています。 http://goo.gl/maps/o7Y3c
バス停に貼ってあった路線図はこんな感じでした。グエル公園の正門に行きたい場合は、“Larrard-Olot”で降りると、まさに正門の目の前です。西門に行きたい場合は“Av del Coll del Portell 74”下車、公園西部の「十字架の丘」(無料ゾーン)に直接行きたい場合は“Av del Coll del Portell-Baixada de la Glòria”が良いと思いますが、正門を過ぎたあとにかなり遠回りして到着するので、それほど疲れていなければ、正門で降りるのが無難だと思います。
バス路線図をGoogleマップで表示するとこうなります⬇ http://goo.gl/maps/igOzg
グエル公園
この「十字架の丘」のことは、バルセロナに旅立つ前に中村真人さん(ブログ「ベルリン中央駅」管理人にして、「ベルリンガイドブック」「素顔のベルリン」の著者)から「バルセロナに行くなら是非」と教えていただいたのです。中村さんは2010年にここを訪れたそうで、そのときの様子はこちらからご覧いただけます。
高い場所が好きな僕にとっては、ここは本当に素晴らしい場所で、このまま2時間くらいここにいたい…と思ってしまいました(実際は10分ほどでおりましたが)。
その後、予約して買っておいたチケットで有料ゾーンへ入ってのんびり見学。一巡りして最初の広場に戻ると、ちょうど夕日に照らされたバルセロナの街を一望することができました。
夕暮れ時と言っても、この時点ですでに20時過ぎ。夏時間の欧州は本当に日が長いのです。帰りはタクシーでJoanicまで戻って地下鉄L4でホテルに戻りました。
次回はサグラダファミリア編です。 ● ● バルセロナ旅行 -5(5月5日・ボルン地区/サグラダファミリア編)につづく
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