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ビーチへ
バルセロナ最終日。日本から来た友人3人は翌日の便での帰国ですが、我々夫婦はこの日の昼過ぎのフライトでベルリンに戻るので、朝から荷造りをし、チェックアウトをしてから、友人たちとホテル近くのカフェで朝食。そして、そのまま歩いてビーチを散策しました。バルセロナと言えば海!という印象ですが行く機会を逸していたので、最終日の朝になんとか「滑り込みビーチ」することができました。
僕ら日本人の感覚からすると、まだ涼しいくらいの気温でしたが、ビーチには水着の人がすでにたくさん居て、日光浴を楽しんでいました。僕らはブラブラ歩いて澄んだ海水に感動しつつ岩場でひとしきり遊んでホテルに戻りました。
バルセロナ・エル・プラット国際空港
その後、ホテルに戻り荷物をピックアップし、友人たちとの別れを惜しみつつ帰途へ。地下鉄でカタルーニャ広場に出て、エアロバスで空港へ。この市街地・空港間のアクセスの良さは、本当にバルセロナの観光都市としての成功の大前提なんだと再実感する便利さでした。 ●
空港で少し買い物をして、予定通り搭乗して2時間飛んで、ベルリン・テーゲル空港へ。
ベルリン帰還
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もちろん、バルセロナ旅行は最高に楽しかったのですが、(そして、これはあくまで個人的主観ですが)やはり住む場所としては断然ベルリンが良く、その自分のベルリンへの思い入れの強さが自分でも意外なほどでした。ベルリンという街の良さに関しても、いつかブログで書いていきたいと思っていますが、たとえば、僕らは(海のある街で育ったにも関わらず)海より山が好きな人間で、ベルリンという街は標高こそ低いものの、緯度の高さと、湿地と森に囲まれたロケーションのおかげで、気候や空気が山そのものなのです。上の写真はテーゲル空港からのバスから撮ったもので、ここは市街地中心部からたった5kmほどの場所です。これを見るだけでもベルリンという街の緑の多さが分かると思います。そんなベルリンの森の涼しく湿った空気や、鳥のさえずりや、(まさに山のように)変化の激しい天候の中にいると、本当に幸せを感じることができるのです。
全体を通して申し分無く大満足だったバルセロナ旅行でしたが、唯一の反省点としては、現地でプリペイドSIMを調達できず、またアテにしていたドイツO2のデータ通信ローミングもSIMの種類が非適合で使えなかったので、市街地の好きな場所でインターネットが使用できなかったことがあります。幸い、バルセロナはベルリンより遥かにネット事情が発達しており、ほとんどのカフェにWi-Fiが通っている上に、街中にはBarcelona Wi-Fiという公共のWi-Fiが飛んでおり、かなりの場所でネットに接続することが可能で、その点に関しては、その素晴らしい環境に感動したのですが、やはり自称ノマドイラストレーターの僕としては、自分のルーター(僕の場合はルーター用に使っているAndroidスマホを使用してテザリング)で自由にインターネットにアクセスできてこそだと思っているので(例えば昨年のストックホルム旅行の際は、現地でのSIM調達に成功しています→「ストックホルム1日目」)、その点が次回の課題として残りました。
ストックホルムに行った際にも思ったことですが、欧州圏内の旅は本当に移動が楽なので(LCCも発達していますし)、今後もこうした旅行の機会を増やしていきたいと(ノマドとしての?)決意を新たにしつつ、旅の終わりを迎えたのでした。
(バルセロナ旅行記・完)
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