多くの人が日常的に使っている、Macのスクリーンショット(そう、⌘
+ shift
+ 3
とかで画面キャプチャが撮れる、あれです)。このスクリーンショット、初期設定では画像のファイル形式がpng.なのですが、実はjpg(を始めとした様々なファイル形式)に変更することができるんです。
というわけで、今回はMacのスクリーンショットのファイル形式をjpgにするメリットと、その方法について説明します。
スクリーンショットをjpgにするメリット
Macのスクリーンショットをjpgにする最大のメリットは、何と言ってもデータのサイズが小さくなることです。
pngは非圧縮なので画像がとてもキレイなのですが、とにかく画像が重いのでそのままメール添付したりブログの画像として使用することができないケースが多く、そのつどjpgに変換したり、TinyPNG等のサービスでデータ圧縮する必要があります。
今回紹介する方法で、スクリーンショットのファイル形式をjpgにすることで、こうした煩雑な手間を省略でき、様々な場面で作業効率が図れることになります。
スクリーンショットをjpgにする方法
では、Macのスクリーンショットをjpgにする手順を説明していきます。
Macのデスクトップのファイルやフォルダを非表示にするには、ターミナルというアプリケーションを使います。
ターミナルはアプリケーションフォルダの中のユーティリティという名前のフォルダ内にあります(ショートカット⌘
+ shift
+ U
でもアクセスできます)。
ユーティリティフォルダのターミナルをダブルクリックで開きます。
すると⬇こんなウィンドウが開きます。
そのまま、
defaults write com.apple.screencapture type jpg
…と入力し(⬆をコピペしてください)、
次に、SystemUIServerを再起動するために
killall SystemUIServer
…と入力します(⬆をコピペしてください)。
あとはEnterを押して…
⬆こうなればOKです。
作業はこれで完了です。
作業が終わったら、⌘
+ Q
でターミナルを終了して、スクリーンショットを撮ってみましょう(スクリーンショット撮影のショートカットは⌘
+ shift
+ 3)
です)。
デスクトップに保存されたスクリーンショットの画像ファイル名が「スクリーンショット 2020-04-26 18.15.24.jpg」みたいになって、最後の拡張子が.jpgになっていれば成功です。
jpgにすることで、データサイズはどのくらい小さくなるのか
さて、スクリーンショットをjpgにすることで、データサイズはどのくらい小さくなるのでしょうか。
比較するために、実際に初期設定のpngの場合と、ターミナルでjpgに変更した後で、同じ画面のスクリーンショットを撮ってみました。
すると、ご覧の通り明らかにjpgの方が容量が小さいことが分かります。もちろん画像が圧縮されているのでpngの方がキレイなのですが、パッと見て明らかに違うほどの画質の低下は見られません。
ちなみに、画像サイズや圧縮率は一定ではないので、画面の状態(色や複雑さ)によっては更に大きな差になることもあります。
まとめ
以上、Macのスクリーンショットのファイル形式をjpgにする方法について説明してみました。
Macを使ってブログを書いたり仕事の資料作りをする人は絶対に重宝する裏ワザなので、是非やってみてくださいね🤓
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