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こんにちは。一時帰国中の高田ゲンキ( genki119)です。
僕は一時帰国する際は実家のある神奈川県を中心に滞在するので、今までの一時帰国では、成田に到着するとすぐに成田エクスプレスで地元に帰っていましたが、今回は帰国直後に東京に行かなくてはいけない用事がいくつかあったので、「空港から地元(神奈川)に帰る途中で東京の用事を済ませられれば効率的なのではないか」と思い、トライしてみました。
というわけで、僕の当日のルートをシェアしたいと思います。
まずは空港でWi-Fiルーターをピックアップ!
日本に到着したのは朝10時成田到着の便だったのですが、荷物の受け取りも入国審査もいつもどおり速攻で終わり(いつものことですが、こういう処理のスピードは日本は世界一速くて、久しぶりに体験すると驚きます)、ゲートから出て、まず僕が向かった先は「QLライナーカウンター」! 「?」と思われるかもしれませんが、ここでドイツからネットを通してレンタルの予約をしておいたWi-Fiルーターを受け取るためです。使ったレンタル会社さんはグローバルモバイルという会社なのですが、こちらでレンタルするとソフトバンクのポケットWi-Fiが容量無制限で使用できるということで、レンタルしてみることにしました(通常ソフトバンクのポケットWi-Fiは容量制限がありますが、このグローバルモバイルのレンタルの契約の場合に限って容量無制限)。
このルーターをゲットしたことで、到着ゲートから出て5分後にはネットにつながりました。しかも、このソフトバンクのポケットWi-Fiの通信がものすごいクオリティで、今までお勧めしてきたUQ Wimaxの比にならないほどの通信速度とエリアの広さなのです(これは別記事で詳しく紹介しようと思います)。
成田エクスプレスではなく、「1000円バス」を使う
いままでは一時帰国の際には「フライトで疲れてるし、少しでも早く目的地(地元神奈川)に到着したい」という気持ちで成田エクスプレスを利用していましたが、今回は成田空港から発着している「1000円バス」を利用してみました。
この1000円バスのメリットは以下の通り。
メリット①:何より安い! そして意外に速い!
何と言っても運賃が安いです。成田空港から東京駅(あるいは銀座駅)まで乗って1000円ポッキリ! 東京駅⇔空港第2ビル駅/成田空港駅の場合、成田エクスプレスだと3,020円(乗車券1,320円 + 指定席特急券1,700円)、京成スカイライナーだと1,400円(ただし、スカイライナーは日暮里発着なのでJR線から乗り継ぐ必要アリ。そしてその分時間もかかるので所要時間は1時間15分前後)ということを考えると、1000円という価格は破格ですし、所要時間も1時間前後と意外にも速いのです。
メリット②:大きな荷物を持つ旅行者の味方!
成田空港で成田エクスプレスなどの電車に乗る際に面倒なのは、大きなスーツケースを抱えて長い距離を歩き、時にはエスカレーターなどでのぼったり下ったりしないとホームにたどり着けないことなんですけど、その点1000円バスは最高でした。何と言ってもゲートを出たらすぐに外に出る自動ドアがあり、目の前にがバス乗り場なんです。そして、スーツケースはバス側面の荷物室に係員が入れてくれて、引き換え番号を渡してくれるので、楽チンで安心です。
ちなみに1000円バスの停留所は2番と19番で、近い方のバス停で待っていればどちらにも停まるようです。
メリット③:トイレやコンセントなど、車内の設備が充実している!
運賃の安いバスだからといって侮れません。このバス、トイレも充電用コンセントも完備しているのです。特に、僕は飛行機でiPod touchの充電をしそびれてしまっていたので、バスに乗っている1時間で充電できて非常に助かりました。トイレがあるのもいざという時に安心ですよね。ただし、稀にトイレなしの車両もあるようなので、念のために空港でトイレに行っておくことをお勧めします。
メリット④:景色が楽しい!
これは、初めてのバスで新鮮だったからかもしれませんが、成田エクスプレスに比べて1000円バスは景色が楽しめました。高速道路を走り、最初は田園風景→千葉の市街地→湾岸→東京都心…と、徐々に変わってゆく風景は、海外から旅行に来た外国人にも喜ばれるのではないかと思いました。
東京駅で荷物を預けよう!
バスに揺られること1時間ほどで東京駅に到着。いやー、成田空港〜東京駅って意外と近いんですね。バスで1時間とは…。
ちなみにバスはこの辺に到着しました。
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荷物を預けるのは「レール・ゴー・サービス」がおススメ!
バスから降りて荷物を受け取った僕らは、まず荷物を預けることにしました。ベルリンであらかじめ調べたところ、一番良さそうだと思ったのはコインロッカーではなく「レール・ゴー・サービス」。バス降車地点からも近く、大きな荷物を預けるのにも適している上に価格も安いのです。
⬇八重洲口からレール・ゴー・サービスに行く道順を説明した動画を見つけました。これと地図で場所を確認しておけば迷わずにたどり着けると思います(最後にエレベーターをふたつ乗るのは少しだけ難易度高いですけど)。
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いったん荷物を預けて身軽になってしまえば、あとは東京を身軽に動き回れます! というわけで、ここまでくればあとは普通に買い物や食事を楽しむのみ! 注意点としては、最後に預けた荷物を引き取った後に泣きを見ないように、調子に乗ってモノを買いすぎないようにすることくらいでしょうか。
というわけで、当日僕らが荷物を預けた後に取った行動を紹介したいと思います。
京橋駅から銀座へ
荷物を預けたのは東京駅ですが、僕らは銀座に向かいたかったので、1ブロックほど歩いて京橋駅へ行き、そこから銀座線に乗って銀座に行きました。
とにかく久しぶり(約1年半ぶり)の日本なので、このあたりの僕らは見る物すべてが新鮮ではしゃぎまくってました。
⬆京橋駅で妻が撮ってInstagramにアップした写真
銀座でアップルストアへ
銀座に到着して、まず向かったのはアップルストア銀座!
実はこの数日前にベルリンからアップルストア銀座のGenius Barの予約をしておいたのです。時間は「飛行機の到着時刻からすると、だいたい○時には行けるかな?」くらいの感じで適当に取りましたが、ほぼその通りの時刻にアップルストアに到着することができました。つくづく日本の公共交通機関の時間の正確さに驚きました!
アップルストアでMacBook Airのバッテリー交換
今回の一時帰国中の作業は、すべてサブ機のMacBook Airでするのですが、2012年に購入したこのMacBook Airのバッテリーが最近調子が悪く(バッテリーのコンディションを表示させると「バッテリーの交換修理」と出ていたので、明らかにおかしかった)、すぐにバッテリー残量が減ってしまってカフェ仕事の際に困っていたので、それを診てもらうために来たのです。
ちなみに、ベルリンにもアップルストアはありますが、なぜかGenius Barが無くなってしまい(開店当初はあった)、代わりに指定されている市内のサポートショップに行って相談しても「このバッテリーはまだ使える! コンディションのアラートは無視した方が良い!」とか適当なことを言って交換してもらえなかったのですが(たぶん店員がめんどくさいだけ。ベルリンではよくあること)、銀座のGenius Barのスタッフに見せたところ、5分ほどチェックして「これは明らかにおかしいので、有料でよろしければバッテリーの交換をしますよ」と言ってくれました。この辺は本当に日本のサービスは話が速いです(言語の問題だけでなく)。
交換修理は最長で3時間くらいかかるかも知れないと言われましたが、結局1時間半ほどで完了のメールが送られてきて、MacBook Airを受け取ることができました。年末の混雑している時期にも関わらず、このスピーディな対応は本当にすごいです(海外から帰ってくると、本当に驚きます)。
ランチは松屋銀座の銀座アスター
日本に帰ってきたら必ず食べに行く店のひとつが「銀座アスター」なのですが、アップルストア銀座の向かいの松屋銀座の中にも銀座アスターが一店舗入っているので、MacBook Airの修理を待っている間にそこに行くことに。
オーダーしたのはアスター麺(味噌スープ仕立ての五目麺)。これかセロリー麺のどちかと合わせて揚げ春巻きをオーダーするのが僕の定番です。
ベルリンでも、基本的に僕は食生活に不満は無いんですけど、こういう洗練された中華料理店はときどき無性に恋しくなるんですよね(和食以上に)。というわけで、大満足のランチでした。
ユニクロとGUで服を調達!
その後は、服を買いにユニクロとGUへ。
何と言っても、今回の一時帰国にあたってドイツから持ってきた服は、その日来ていた服のみで、着替えも部屋着もいっさい持ってきませんでした。その理由はふたつ!
・持ち運びの荷物を減らすため
・新しい服を日本で買うため
僕の場合はサイズ的にドイツで買う服でも大丈夫なのですが、やはり日本の方が圧倒的に質の高い物が安く買えるので、せっかくの機会に買いだめしようと思って、今回は着替え類を一切持ってきませんでした。逆に言うとここで買っておかないと当日夜の部屋着も翌日の着替えも無いので、ある意味死活問題です。というわけで、数日分の外出着と寝間着と下着を買い込みました。
それにしても、一連のアップルストア銀座→松屋銀座→ユニクロ/GUは、すべて同じ中央通りに面しているので、非常に効率的に買い物ができます。この辺のアクセスの良さも日本ならではの便利さかもしれないと思いました。
まとめ
あとはLUMINEとかでちょっと買い物したり、カフェでコーヒー飲んだりしてからMacBook Airを引き取って、東京駅のレールゴーサービスで荷物を受け取って、東京駅からグリーン車で地元神奈川まで帰りました。
とにかく、成田から地元に帰るのに東京を経由するのに今まで素通りしていたのがもったいなかったんじゃないか?と思ったのがきっかけで、今回の「成田からの東京より道プラン」を思いついたのですが、実際にやってみたら思った以上に効率的だったので、次回の一時帰国からもこの方法で移動・買い物しようと思いました。
成田から帰宅する際に、荷物が重いからという理由で東京に寄り道するのを諦めていた人は意外と多いのではないかと思いますが、是非1000円バスとレールゴーサービスを利用して効率的に東京に寄り道してみてください!
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